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口輪筋を鍛えて、たるみにさよなら?! 口元から若さを取り戻そう

更新日:2021年3月22日

口輪筋を鍛えて、たるみにさよなら?! 口元から若さを取り戻そう

お口は食事や会話や呼吸をする大切な器官。口の回りの筋肉は健康とも深い関わりがあるんです。

食べる・話す・呼吸をする大切なお口の回りの筋肉を「口輪筋(こうりんきん)」といいます。口輪筋と表情や健康との関係や口輪筋は鍛えたほうがいい? お顔のたるみとの関係は?あなたの疑問、解決します。気になる人は今すぐチェックしてください!

口輪筋とは、どんな筋肉?

口輪筋とは、唇の周りを囲んでいる筋肉。どんな働きをしているのでしょう?
口輪筋とは、唇の周りを囲んでいる筋肉。どんな働きをしているのでしょう?

口輪筋とは、唇の周りを囲んでいる筋肉で、唇を閉じたりすぼめたりするときに使います。意識しないと動かすことが少ないため、衰えてくると口角が下がるなどお顔の印象も変わります。また、口輪筋を鍛えることは体の健康とも関係があるんです。

子供の頃に口輪筋が弱いと咬合や歯並びにも影響が

授乳時の赤ちゃんは母乳をただ吸っているのでなく、唇と舌を使って飲んでいます。それによって口輪筋が発達します。一方、哺乳瓶での授乳は、逆さにして少しずつミルクが出てしまうので、あまり口輪筋を鍛えられません。

乳幼児期の口輪筋は楽しく鍛えてあげたいもの。「吹き戻し」というおもちゃや、風船など、力強く息を吹くことで楽しめるおもちゃで鍛えてあげましょう。

乳幼児期に口輪筋を鍛えないと、口を開けて寝る習慣がついてしまったり、不正咬合や悪い歯並びにつながることもあるようです。

子供の口輪筋は、歯並びにも影響
子供の口輪筋は、歯並びにも影響

年齢をかさねると、次第に弱く、表情に乏しくなっちゃう

口輪筋からは、たくさんの表情筋が放射線状に伸びています。
そのため、口輪筋が弱くなると表情筋の動きにも影響が。

加齢とともに口角が下がってきたり、笑顔や驚いた顔など表情が乏しくなってくるのは口輪筋が弱くなってくるから。意識して動かすようにしておきたいですね。

口輪筋が弱くなると唇を閉じる力が弱くなり、気管に食べ物が入るなど誤飲につながることも。また、口呼吸をすることにもつながり、ウィルスや細菌が直接のどへと入りやすくなってしまいます。

表情が乏しくなったり誤飲に繋がる恐れも…
表情が乏しくなったり誤飲に繋がる恐れも…

口輪筋を鍛えるとどんな効果が期待できるの?

口輪筋は意識して動かすことが大切。唇を閉じる力が弱くなると健康や表情にも影響がでてしまいます。それだけでなく、口輪筋を鍛えると期待できる効果があります。

頬のたるみや、ほうれい線対策に効く?

表情を作っているのは、顔に分布する表情筋です。この筋肉が衰えると皮膚を支える力も弱くなり、たるみやしわの原因になります。

表情筋は口輪筋から放射線状に伸び、頬や目のまわりや口元の筋肉を活発に動かしています。つまり、口輪筋を鍛えることは、頬のたるみやほうれい線対策、目元やあごのゆるみ対策にも効果が期待できるのです。

気になるお悩みが改善!
気になるお悩みが改善!

いびきや滑舌の悪さにも効く?

いびきは、睡眠中に口が開いてしまい、舌根が気道をふさいでいることで起こります。口輪筋を鍛えることで唇の閉じる力を強くすることは、いきび防止にもつながります

口輪筋から伸びる筋肉には、舌や口腔底を持ちあげる顎舌骨筋(がくぜっこつきん)などもあり、いびきや滑舌の悪さが筋力低下によるものの場合は、口輪筋を鍛えることで改善が期待できます。

まず初めに口輪筋のコリをほぐそう。ストレッチ

電車の窓にうつった顔の口角が下がっていてビックリしたことありませんか?ストレッチから始めましょう!
電車の窓にうつった顔の口角が下がっていてビックリしたことありませんか?ストレッチから始めましょう!

口輪筋のトレーニングの前に、まずは動きにくくなっている口輪筋のコリをほぐすことから始めてみましょう。

始めは、咬筋から。歯を強くかむとぼこっと膨らむ場所。手のひらを咬筋に当て、ゆっくり5秒ほどかけて円を描くように回します。これを3回、やさしくコリをほぐしていきましょう。

さらに、毎日の習慣に取り入れやすいのが「あ」と「お」の口をつくる基本のストレッチ
皮膚のしわをのばすイメージで「あ」と「お」の形をつくって口輪筋をしっかり伸ばしましょう。

1. 「あ」の口をつくる。
縦に口を開けて「あ」の口をつくります。目尻と唇周辺の筋肉が縦に引っ張り合っていることを意識しましょう。
2. 「お」の口をつくる。
「あ」の口のまま、唇を前に出して息を吐きながら「お」の口をつくります。唇を前に突き出すと頬が横へ引っ張られるのが感じられます。
1と2をセットで10回行いましょう。

口輪筋のストレッチは、テレビやスマホを見ながらでも簡単にできます。口を閉じて、口の中で舌を回すことも口輪筋ストレッチになりますよ!

口輪筋を鍛える方法 グッズを使って鍛える

口輪筋を動かすことに慣れてきたら、いよいよトレーニング。おうちなど身近にあるものから本格的なものまで、グッズを使った口輪筋を鍛える方法を紹介します。

ペットボトルを使った鍛え方は?

まずは、ペットボトルを使った口輪筋の鍛え方です。空っぽの柔らかめのペットボトルを用意しましょう。

1. 足を肩幅に開いて立ちます。(ペットボトルは手に持つかすぐ手の届くところへ)
2. 「ほーっ」と声を出しながら、息をすべて吐き出しましょう。
3. そのままペットボトルを唇だけでくわえ、息を吸い込みます。(ペットボトルがへこむ状態に)
そのとき、お尻をしめて頬に負荷がかかるのを意識しましょう。
4. 吸い込んだらお尻を緩めて、ゆっくり息を吐きだします、(ペットボトルが元の状態になるよう)
この動作を3セット行います。

家にあるペットボトルを使って今すぐできる!
家にあるペットボトルを使って今すぐできる!

割り箸を使って

割り箸だって立派なトレーニンググッズに変身します。

1. 口に割り箸をくわえます。
2. 鏡を見ながら、割り箸よりも高くなるように口角を引き上げます。
3. 口元の筋肉を意識しながら口を少し動かして、ゆっくり元に戻しましょう。

割り箸だって口輪筋を鍛えるグッズになります!
割り箸だって口輪筋を鍛えるグッズになります!

風船を使って

風船は遊ぶもの…、いえいえ立派な口輪筋トレーニングのグッズです。

1. 唇と頬の筋肉を意識して風船を膨らませます。
その際、手は風船を支えるだけに。風船の口を押えないようにしましょう。
2. 息を吸い込むときは、鼻から吸います。風船から空気が漏れないように、指ではなく唇でしっかり保持することがポイントです。

風船を膨らまして楽しくトレーニングしましょう!
風船を膨らまして楽しくトレーニングしましょう!

専用のトレーニンググッズで、本気で鍛える

もちろん口輪筋のトレーニング専用のグッズもあります。口の回りの筋肉、さらには表情筋までをしっかり鍛えたい人は要チェックです。

フェイシャルリフトアトワンスαは、ユニークな形をした表情筋のトレーニンググッズ。
1日1分、唇にくわえるだけ。本体が振動して振り回すような遠心力により、口周りに負荷がかかり、口元から効率的に顔全体の表情筋にアプローチ。テレビを見ながら、お風呂に入りながら、いつでも気軽にエクササイズできます。

口輪筋体操・エクササイズってどうやるの?

グッズもいいけど「頑張った!」と達成感をより感じたい人には口輪筋体操やエクササイズにトライ!
グッズもいいけど「頑張った!」と達成感をより感じたい人には口輪筋体操やエクササイズにトライ!

口輪筋体操、口輪筋エクササイズ、と言っても汗をかくほど体を動かすイメージとは異なります。丁寧に行うと口輪筋やそれにつながる表情筋に負荷がかかり、たるみやほうれい線防止、引き締めの効果も期待できます。

ほうれい線対策に効果的な口輪筋エクササイズも紹介します。意外と簡単なので毎日続けられそうです。
1. はじめに「あ・い・う・え・お」と鏡を見ながら大きく口を動かしておきましょう。
2. 口を閉じて、ゆっくり口角を引き上げます。大げさな笑顔を作るイメージ。目も大きく開いて、視線を上に。10秒間キープします。
3. 今度は、頬を大きく膨らませてぷんぷん怒った顔にします。このとき、頬をしもぶくれにするのでなく、鼻に近い唇の上部分も膨らませましょう。ほうれい線ができやすい部分を集中的にぷくっとさせてしわを伸ばします。
これを10秒キープ。
4. 最後はムンクの「叫び」のような顔で「おー」と思い切り口を縦に開き、唇は口の中に巻き込みます。そのまま口を右、左に平行移動させるイメージでゆっくり動かします。
これを左右5秒ずつキープします。
「大げさな笑顔」「怒った顔」「ムンクの顔」の3つを行ったら、最後にもう一度「あ・い・う・え・お」とゆっくり大きく口を動かして、口輪筋エクササイズは終了です。

特に高齢者にはおすすめ

口輪筋体操も口輪筋エクササイズも、体全体を大きく動かす一般的な体操やエクササイズとは異なり、お顔周辺をゆっくり動かしていきます。ゆっくり呼吸しながら行うので、意外と簡単で、どなたでも気軽にトライできます。

特に高齢者にはおすすめ。
口は健康への入り口。口輪筋を鍛えて唇の力を強くしておくことは、口元を引き締めるので、誤飲を防いだり、ウィルスや細菌がのどへ付着することを防ぐことにもつながります。
口輪筋体操で表情も豊かになると、人とのコミュニケーションもとりやすくなって、気持ちも明るくなりますね!

だからといって、鍛え過ぎNG ゴリラ顔になるって本当?

年齢とともにたるんできたり表情が乏しくなることも心配。口輪筋をしっかり鍛えることは大切です。でもどれぐらい行えばいいのでしょう。鍛え過ぎても大丈夫なのでしょうか?

口の周りが盛り上がるほどやらない

口輪筋体操・口輪筋エクササイズは、特に専用グッズを使う場合は、取扱説明書を確認して正しく使うようにしましょう。

やりすぎてゴリラ顔に…なんてことはさすがにないでしょうが、専用グッズは口輪筋や表情筋へ効くように作られています。鍛え過ぎは、筋肉が硬くなり口まわりがもりあがってくるかもしれません…。
毎日の口輪筋体操・エクササイズは、適度に楽しく行えるといいですね!

どれぐらい頑張ったらいい?ゴリラ顔にならないか心配…
どれぐらい頑張ったらいい?ゴリラ顔にならないか心配…

普段の姿勢に気をつける

現代の生活では、スマホやデスクワークなどで顔がついつい下向きに。
猫背になってうつむき加減になっていませんか?

ずっと下を向いていると、顔の筋肉が重力に引っ張られ、顔のたるみや首のシワの原因になります。

まずは日々の姿勢を正しましょう。猫背になってしまっているなら、姿勢矯正アイテムを活用するのも効果的です。

また、顔の筋肉は、頭や首の筋肉とつながっています。時折り上を向いて首の前部分を伸ばしたり、頭皮マッサージしたり、血流を良くしてあげることは、口輪筋を鍛えるのと同じくらい大切です。

豊かな表情で、人生を楽しむために

口輪筋は、唇を閉じたりすぼめたりするのに大切な筋肉。体の健康と豊かな表情で毎日を楽しむために適度に鍛えてみてはいかがでしょうか?

※記事内容については
パーソナルジム NOAGE 代表取締役/パーソナルトレーナー 磯 健人 さんに監修いただきました。

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