簡単発送で社会貢献！セシールの思いを繋ぐ衣料リユースサービスを紹介

「リサイクル」という言葉は、多くの人にとって馴染みのあるものですが、「リユース」という言葉はまだあまり聞きなれていないかもしれません。一見すると、どちらも環境保護や資源の有効利用を目指している点で似ていますが、それぞれの目的や方法には大きな違いがあります。

リサイクルは「素材の再生利用」に焦点を当てているのに対し、リユースは「製品の再使用」を重視しています。
例えば、ペットボトルを溶かして新しいペットボトルや繊維製品を作る活動はリサイクルに該当します。リサイクルでは、素材が分解され、別の形で再利用されるため、元の製品とは異なるものになることが多いですが、リユースは、製品を再度使用可能な状態で他の人に譲ることで、廃棄物の削減や新たな製品の生産による資源消費を抑えることを目的としています。　

環境省が2020年度から実施している「日本で消費される衣服と環境負荷に関する調査」によると、私たちが手放す衣料のうち、約7割がゴミとしてそのまま廃棄されています。一部は再資源化され、リサイクル・リユースされていますが、その割合は合計で約3割程度にとどまり、ほとんどはゴミとして焼却されています。

一方で、近年、ファッションブランドも衣服の生産から着用、廃棄に至るまで環境負荷を考慮したサステナブル（持続可能）なファッションへの取り組みが急速に拡がっていますが、リユースという選択肢はまだ十分には普及していません。
出典：環境省_サステナブルファッションホームページ「服を手放す手段の分布」グラフを加工して作成

服一着を作るためには、驚くほど多くの環境負荷がかかります。例えば、1枚のTシャツを作るためには約2,300リットルの水が消費され、さらに、繊維の染色や仕上げに使われる化学物質は環境に有害な影響を及ぼします。
廃棄された衣類は分解するまでに数十年かかることもあります。服一着を作るにも多くの資源が必要ですが、大量に衣服が生産されている昨今、その環境負荷はますます大きくなっています。
出典：環境省_サステナブルファッションホームページ

セシールの「衣類リユースプロジェクト」とは、不要になった衣類を使って社会貢献ができる便利なサービスです。セシールで「衣類リユース回収キット」を購入し、衣類を詰めて発送するだけで、ご家庭で簡単に利用できます。
お部屋をすっきりと片付けられるだけでなく、廃棄を減らし、リユースを促進することで環境にも優しいエコな選択です。

セシールは、サステナブルファッションの実現を目指し、環境に配慮した衣類リユースプロジェクトを推進しています。不要な衣料品を単に捨ててしまうのではなく、それを社会貢献のために役立てることができるのは素晴らしいことです。
セシールの取り組みに参加して、あなたも環境にやさしく、社会に貢献する活動を始めてみませんか？衣料品のリユースは、私たちが持つ力を最大限に活かすための一歩です。これからの未来を共に創り上げましょう！