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エアコンつけたらカビ臭い!! そんなときのカンタンお掃除のポイント

更新日:2022年5月23日

エアコンつけたらカビ臭い!! そんなときのカンタンお掃除のポイント

久しぶりにエアコンをつけたら、なんだかカビ臭い。そんな経験をした方も多いのでは? その原因と対策をお教えします。

暑い季節に大活躍するエアコンの冷房。でも、久しぶりにつけてみたらカビ臭くて思わず止めてしまったなんてことはありませんか?
近年では、熱中症予防のためにも夏場のエアコン冷房は不可欠です。エアコンの臭いを防いで、気持ちよくエアコンを使っていきましょう。

エアコンをつけたら、なんだかカビ臭い!?

エアコンつけたら、カビ臭い。その原因は?
エアコンつけたら、カビ臭い。その原因は?

久しぶりにエアコンをつけるとカビ臭い。使っていなかったのになぜ?
エアコンのカビ臭さの原因を紹介します。

エアコンが臭い。その原因は

エアコンは室内の空気を吸い込んで、冷やした(または温めた)風を送り出しています。

その空気を吸い込む際に、室内のホコリや汚れなども一緒に吸い込んでしまい、そうした汚れが内部に徐々にたまっていきます。

エアコンの室内機の中では空気を冷やす過程で水分が発生しますが、そこにホコリがついてしまうと、カビが発生してしまいます。
特に気温、湿度が高くなってくる季節になるとカビの発生は加速します。

このカビが、エアコンの臭いの原因となるのです。
久しぶりにエアコンをつけたとき、冬よりも夏の方がよりカビ臭く感じるのはそのためです。

エアコンのカビ放置が病気の原因になる? その咳はもしかして…

エアコンのお掃除はなかなか面倒ではありますが、そのカビやホコリをそのままにしておくと、嫌な臭いがするだけでなく、エアコンの機能が低下して電気代が余計にかかってしまいます。

しかし、それ以上に怖いことがあります。

エアコンがカビを室内にまき散らす!

それは、エアコンのカビが原因で病気を引き起こすケースがあることです。

エアコン内部に発生したカビは、涼しい空気と一緒にその胞子を飛ばしてしまいます。
つまり部屋中にカビの胞子が拡散されてしまうのです。

免疫力の弱い小さいお子さんや高齢者の方がいる、あるいはアレルギーをお持ちの方がいるご家庭は、特に注意が必要です。

エアコンの中のカビが飛び散ってしまいます
エアコンの中のカビが飛び散ってしまいます

鼻水や咳が長引く、夏風邪かなと思ったら…

エアコンのカビを吸い込んで起こる症状は、人によって違いがありますが、鼻水、くしゃみ、咳などが主な症状と言われています。

夏風邪かなと思ったけど、外出すると症状が治まる、長らく咳が続いて常に喉が痛むなどあったら、要注意。
夏風邪だと思って病院に行ったら、エアコンのカビが原因の「夏型過敏性肺炎」と診断されたというケースも。

そのままにしていると慢性化して症状がさらに悪化、喘息や肺炎を引き起こす心配もあるので、気になる症状があったら、病院できちんと診察してもらいましょう。

長引く咳や風邪症状は、お医者さんへ
長引く咳や風邪症状は、お医者さんへ

花粉症などアレルギーを持っている人は特に注意

アレルギー症状を持っている人は特に注意が必要です。

エアコンのカビによってアレルギー症状が悪化することがあります。
アトピーの人がエアコンを使用したら症状が悪化したというケースもありますので、注意が必要です。

自分や家族の健康を守るためにも、エアコンのカビの放置はやめましょう。

アレルギー症状が悪化したら大変です
アレルギー症状が悪化したら大変です

エアコンのカビを除去。その正しいお作法とは?

正しいステップでお掃除しましょ
正しいステップでお掃除しましょ

エアコンのカビを除去する方法は、ずばりエアコンを掃除する以外にありません

ただ、正しい方法で掃除をしないと効果がありませんし、掃除の際にかえってホコリを部屋中にまき散らしてしまうことにもなりかねません。正しい手順でしっかりとお掃除しましょう。

エアコンの外側を掃除する

エアコンは部屋の空気を吸い込みます。エアコンそのものにホコリがついていれば、ホコリを吸い込みやすくなります。

エアコンの前面はもちろん、上部やサイド部分もこまめに掃除して、エアコン自体にホコリがつかないように気をつけましょう。

ロングタイプの曲がるモップなら、こまめなお掃除もラクチンです。

曲がるロングタイプなら、脚立いらずでお掃除ラクラク
曲がるロングタイプなら、脚立いらずでお掃除ラクラク

エアコンフィルターを掃除する

エアコンのフィルターの役目は、空気中のホコリがエアコンに侵入するのを防ぐことですので、当然ホコリだらけです。

まず、ホコリが舞い散らないように、エアコンのフィルターが着いている状態で、表面のホコリを掃除機で吸い取ります。

その後、フィルターをはずして掃除機をかけます。その際、フィルターの外側から吸い始めるのが重要です。内側から吸い取るとホコリが目詰まりして取れにくくなってしまいます。

主なホコリを吸い取った後は水洗いします。掃除機とは逆に内側から先に水洗いするとホコリが取れやすくなります。

水洗い後は日陰干しをして、しっかり乾かして。しめったままでは、かえってカビの温床になってしまします。乾いたらフィルター掃除完了です。

吹き出し口を掃除する

フィルターだけでなく、吹き出し口とルーパー(風向きをコントロールする羽)をきれいにすることも大切です。

掃除をする際には、必ずコンセントを外します

薄めた中性洗剤をタオルにしみ込ませ、タオルを指にまきつけて、汚れをふき取ります。
指が入らない場合は、隙間用クリーナーや、割りばしなどにタオルを巻きつけてふき取ります。

最後に洗剤が残らないように水拭きをして終了です。

すきまにすぽっと入って、汚れをからめとります
すきまにすぽっと入って、汚れをからめとります

エアコンフィン(熱交換器のアルミ部分)の掃除をどうするか

しばらくお掃除していないと、びっくりするような真っ黒な汚れが出てきます
しばらくお掃除していないと、びっくりするような真っ黒な汚れが出てきます

普段のお手入れなら、上記手順でホコリや汚れを取るだけでも充分かと思いますが、カビ臭い!となったならやはり、中まできちんときれいにしたいところ。

エアコン内部のお掃除というと、テレビコマーシャルでのお掃除映像を見て、真っ黒な水が出てきていて、掃除を依頼した人がびっくりしている、という図をよく見かけます。

フィルターと送風口を掃除することでカビの散布はかなり防ぐことができますが、カビの除去を目指すなら、エアコンフィンの掃除も必要になります。

専門会社に依頼する

フィルターや吹き出し口は自分でも掃除できますが、エアコンフィンとなると大変で、それなりの準備と覚悟が必要です。

エアコンの設置位置などによっては自力で掃除するのが困難といったこともあります。

またエアコンクリーナーや水が電装部分にかかるとエアコンの故障を引き起こしたり、エアコン内にホコリが取り切れず残っている状態で使用すると、水漏れの原因となったりすることもあります。

電化製品の扱いに自信がない場合は、無理をせず専門会社に依頼した方が得策かもしれません。

不安があるなら、プロにおまかせ
不安があるなら、プロにおまかせ

自分で頑張って掃除する

でもやっぱり自分で頑張って掃除をするぞ!という場合の手順もご紹介します。

まず始めに、掃除の前に必ずコンセントを外しましょう。

電装部分がむき出しになっている部分には、水やエアコンクリーナーがかからないように、ビニール袋やラップとテープでしっかりと養生します。
さらに、掃除をすると汚れた薬剤や水が出てくるので、壁の養生と汚れた水を受ける準備も必要です。

準備が出来たら、フィン部分を掃除。スチームクリーナーや高圧洗浄機なら洗剤を使わず、水だけでお掃除ができるので、便利でカビ対策にも効果的です。

スチームクリーナーや高圧洗浄機がないという場合はエアコンクリーナーを使って掃除します。

機種によって構造も違うので、お手元に取り扱い説明書を用意して、注意事項等はきちんと確認してから行ってください

市販のペットボトルに取り付けて使用するスプレーノズル
市販のペットボトルに取り付けて使用するスプレーノズル

フィンの掃除とファンの掃除があるんです

フィン部分を掃除しても実はカビ臭さ対策は完了しません。
フィン部分で冷まされた、あるいは温められた空気を撹拌して送り出す装置、ファン部分の掃除も必要です。

実はエアコンクリーナーをフィン部分に吹き付けただけでは、ファンの部分の汚れが取れていないことも多い。

ファン部分はフィン掃除とは別に、掃除機をかけて大きめなホコリなどは取り除いた後、エアコンクリーナーを吹きかけていきます。

ファン専用のクリーナーなら、ムースがしっかりとファンにとどまって汚れを落とし、リンスで泡を洗い流せて、簡単にきれいになります。

クリーナーによって使用量等が違うので、説明書や使用上の注意をよく読んでから使うようにしてくださいね。

ムースがとどまり、リンスでさっぱり洗い流します
ムースがとどまり、リンスでさっぱり洗い流します

やっぱり大事なのは、掃除の後の日々の使い方

塵も積もれば、、毎日の積み重ねでキレイを長持ち
塵も積もれば、、毎日の積み重ねでキレイを長持ち

せっかくきれいに掃除をしたら、その状態を長持ちさせたい。
そのためのコツとポイントをご紹介します。

冷房を切った後、送風運転をする

冷房を切った後に、2時間程度送風運転をすると内部を乾燥させることができて、カビ予防になります。

送風機能が無い場合は、設定温度を一番高くして運転することで、送風運転と同じ効果が得られます。

エアコンを使っていない季節も月に1回くらい送風運転をすると、エアコン内の湿気を飛ばすことができて、カビの予防になります。

送風運転でエアコン内を乾かす
送風運転でエアコン内を乾かす

こまめに換気する

エアコンは部屋の空気を吸い込みます。部屋の空気の臭いやホコリを減らしてエアコンに吸わせないために。小まめに換気すると効果的です。

お部屋のホコリや臭いを吸わせない
お部屋のホコリや臭いを吸わせない

運転開始10分は窓を開ける

「冷房を入れたのに窓を開けていたら電気代のムダでは?」と思う人もいるかと思いますが、運転開始直後は最もカビが吹き出しやすいと言われています。

最初にエアコンが吹き出した空気は、室内の空気と一緒に換気して、キレイな空気にしてから温度調節していきましょう。

エアコンの中のたまった空気はまず外に出して
エアコンの中のたまった空気はまず外に出して

対策グッズを活用して、キレイを長持ち

エアコンを普段から、ホコリやカビからガードするグッズもあるので、そうしたグッズを活用するのも良い方法です。

ホコリをガードする

エアコンをホコリから守るために、エアコン本体ごと覆ってくれるカバーはいかがですか?
伸縮生地でぴったりフィットし、エアコンへの取り付けも簡単。オフシーズンのエアコン上のホコリをガードしてくれます。

オフシーズンのエアコン上のホコリをガード
オフシーズンのエアコン上のホコリをガード

バイオの力でカビを防ぐ

エアコンの吸気口に貼るだけでカビの発生を防ぐグッズがあります。
バイオの力でカビの発生を抑制して、カビの臭いも防止するスグレモノです。

新しいエアコンに買い替える

掃除やカビ防止の話をしているのに、元も子もないと感じるかもしれません。

しかし、最新のエアコンは、エアコン自体に運転終了後の乾燥運転機能や、カビ発生抑制機能がついたものがあります。また消費電力も新しい機種の方が少なかったりします。

タイミングによっては買い替えるというのも選択肢の一つです。

新しいものに変えるというのも選択肢の一つです
新しいものに変えるというのも選択肢の一つです

エアコンが本格稼働する前に

気持ちの良い夏を過ごしてください
気持ちの良い夏を過ごしてください

夏本番となれば、毎日使用することになるエアコン。

本格稼働する前にしっかりとカビ対策を済ませることが、快適な夏のエアコンライフを送る秘訣です。

きちんと掃除をして、気持ちの良い夏を迎えましょう。

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