動画で簡単 トレンチコートの着こなし ベルトの結び方10選
更新日:2019年2月6日
今年も人気のトレンチコート。ベルトの結び方をちょっと変えて、もっとかっこよく、おしゃれに着こなしましょう。
秋口の肌寒さを感じる季節や、春先の冬の寒さが緩んできた頃に活躍するのがトレンチコート。
ビジネスでも、フォーマルでも、カジュアルでも、季節の変わりめの万能アウターです。
トレンチコートを着る人は多いけれど、おしゃれ見せのポイントのひとつに、ベルトの結び方があります。
結びっぱなしで、しわっぽくなっている人も見かけますが、それではちょっと残念…。
普通にベルト穴に通して巻くだけでなく、たまにはしわを伸ばして、結び方を変えて、もっとカッコ良く、おしゃれに着こなしてみませんか?
トレンチコートのベルトの結び方 前で結ぶきちんとスタイル編
まずは基本形ともいえるきっちり見える結び方を3つご紹介。
簡単なのにきちんと見え 片リボン
結ぶのもほどくのも簡単なので、こまめな脱ぎ着が必要な時や時間をかけずにきちんと見せたいときにはとっても便利な結び方、片リボン。
さっとはおって、さっとベルトを締める。脱ぐときも、剣先部分をひけば簡単にほどけます。
ポイントは、あまりぎゅっと締めすぎないこと。ベルトがしわになっちゃいます。
きちんとスタイル、前で閉める シンプルノット
もっともシンプルで基本的。余った部分を結ぶだけできちんと感が出る結び方です。
男女ともに使えます。
1.バックルにベルトを通して締めます。
2.バックルから先のべルトを左腰あたりで下に折り下げます。
3.剣先(ベルト端)を、身ごろとベルトの間に下から通します。
4.輪になった部分に上から剣先を通します。
女性の場合など、バックルから先のベルトのあまりが長い場合は、
1.バックルにベルトを通して締めます。
2.剣先(ベルト端)から20cmくらいのところを持ち、そこから、バックルまでの間のベルトを三つ折りにします。
3.重なったベルトの真ん中あたりで、ベルトを下向きに折り、身ごろとベルトの間を下から通します。
4.輪になった部分に上から剣先を通します。
ベルトの端がぶらぶらせず、きちんと感が出ます。
ただ、ベルトを通した後結んでしまうので、コートを何回も着たり脱いだりする外出時にはちょっと面倒かもしれません。
男性でも女性でもきちんと感はNo.1
きちんと、でもフェミニンに リボン結び
女性におすすめの結び方です。
ベルトを交差させ、一結びし、そのまま蝶結びにします。
きれいに見えるポイントは、2つの輪の大きさや下の部分の長さが同じになるように調節することです。
また、ラフなスタイルで気分を変えたい時には、フロントを開けた状態できゅっとリボン結びをするのもおすすめです。
スタイリッシュトレンチにも、甘さのワンポイント
トレンチコートのベルトの結び方 後ろ姿おすすめスタイル
フロントにポイントがくる結び方につづいて、今度は、後ろにアクセントが来る結び方をご紹介しましょう。
前身頃側にベルトが回らないので、脱ぎ着が多い外出にも便利。羽織ったり脱いだりが増える時期には、こちらのスタイルの方が、いちいち結ばずに済むので、ラクチンです。
就職活動やビジネスにもおすすめ バックフロント
バックルにベルトを通し、余った部分がだらんと下がっていたりしないので、きちんとした印象になる結び方です。
就職活動やビジネスシーンでは、コートを脱ぎ、たたんで手にかけるというシーンがありますが、そんな時にも、ベルトが垂れ下がったりせず、しわになりにくいのでおすすめです。
結ぶ時はすこし余裕をもった位置で止めないと、余りが長すぎたり、フロントでボタンをしめたら、前身ごろがつっぱってしまうなんてことにつながります。
自分にあったほどよい長さを見つけてください。
ほどけにくい安定した形 ダブルテール
ほどけにくい結び方といえば、このダブルテール。
あまりスタイルを変える予定がない、結んだままにしておきたいなら、この結び方が一番です。
ポイントは結んだ時の左右の長さが均等になるようにすること。そのために、最初に右側を長めにして結びましょう。
しっぽがかわいい? ワンテール
こちらもほどけにくい結び方の、ワンテール。
ダブルテールより、きちんと感を出したいときに使えます。
1.後ろ中心にバックルをもってきて、外向きにします。
2.通常のベルトと反対に回し、ベルト通しに通します。
3.剣先(ベルト端)は、身ごろとベルトの間を下から上に通します。
4.輪になった部分を上から下に剣先(ベルト端)を通します。
5.形を整えます。
ポイントは最後に絞るときに、ぎゅっとしめてしまわないこと。
結び目を平たくキレイに整えると、ベルトもしわになりにくく、きれいに見えます。
ぎゅっとしめこまず、キレイに形作るのがポイントです
後ろ姿もかわいらしく バックリボン結び
女性におすすめの、後ろ中心でリボン結びをするフェミニンなスタイルです。
ベルトを後ろ側で左右同じ長さになるようにし、蝶結びします。
結んだら輪になっている部分のしわを伸ばして、整えます。
ポイントは着た時に少し絞れているくらいの長さに結ぶこと。
ウエストが細く、腰から裾までがAラインになるように仕上げると、すっきりとそれでいてかわいらしさがアップします。
ちょっとクールに バック片リボン結び
バックスタイルでの、片リボン結び。
男女ともに使え、クールな見栄えになります。
ただベルトが長いタイプの場合は、立ったり座ったりするときに、引っ掛けてほどけてしまいやすいのが難点。
女性でもリボン結びをするにはちょっとベルトの長さが足りないかな?という時、結んでみてはいかがでしょう。
ベルトの長さに合わせて調整を
メンズでも、レディスでもできる ネクタイ結び
たまには、こんな凝った結び方はいかが?
ネクタイの形になるように結びます。
右側を長く取ったベルトを右側が上になるように交差させ、そのまま、下のベルト部分を巻くようにします。
巻き付けてできた輪の部分にベルトの先端を差込み、上下の長さを調節したらできあがりです。
たまにはこんな遊び心も
トレンチコートのベルト いっそ結ばない?
トレンチコートのベルトは結ばず、バックルは左のポケットに、剣先は右のポケットにしまっておく、という方もいます。
その時のポイントは、ポケットにベルト以外のものを入れないこと。
ポケットから出し入れして、ベルトが出てきてしまってあわててねじ込むというのは、ちょっとだらしなく見えてしまいますし、ベルトがしわになって、結んだ時にきれいに仕上がりません。
また余裕があったら、ベルト端のしわを伸ばして、先端から巻いた状態でしまっておくとしわになりにくいです。
ラフでカジュアルな感じにしたいなら、ポケットに入れるだけ、またはベルトを外してしまう着こなしもおすすめです。
トレンチコートのベルト ベルトの長さをまずチェック
ここまでいろいろなベルトの結び方を見てきましたが、実際に結ぼうとして最初につまづくのが、ベルトの長さ。
トレンチコートもそれぞれ、デザイン、素材、生地の厚みも違いますし、中綿インナーがついているものなどもあるので、ベルトの長さも変わってきます。
まずは、自分のトレンチコートのベルトの長さを確認してみましょう。
コートを着て、前を閉めて、自分でちょうどよい長さでリボン結びをしてみましょう。
リボンが小さく、結びづらいようであれば、リボン結びやバックリボンは難しいかもしれません。
逆にリボンが大きく、余りがたくさん出てしまうようであれば、ワンテール、ネクタイ結びなどには向きません。
バックで結ぶ場合、着たままでは結べないので、吊した状態で結ぶことになります。そのときにあまり絞りすぎると前ボタンが閉じられなくなったりつっぱった状態になったりします。
だからといって、ゆとりを持ちすぎると、今度はスタイルが野暮ったくなります。
適度に絞ったベルトは、ウエストを細く見せてくれるのでシルエットがキレイになります。
鏡の前で何種類か試して、お気に入りの結び方を見つけてみて。
トレンチコートのベルトアレンジで、シチュエーションにあった着こなしを
トレンチコートにも、ロング丈、ハーフ丈があります。
いずれも、裾からボトムスが少し見える丈を選ぶのが、おすすめ。
あまり寒くない日であれば、フロントをあけてさっと羽織ってトップスとボトムスを見せるコーデに。
寒い日ならフロントを閉じて、ベルトでウエストを少し絞って、ボトムスはAラインのシルエットをめざしましょう。
足元は、パンツならスキニー、スカートならパンプスやブーツなど少ししまったシルエットにするとメリハリが出ます。
ベルトの結び方も、その日のコーデや気分に合わせて、フェミニンにまとめたり、クールに締めたりと楽しんでみてください。
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