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今すぐ始めよう静電気対策! 悩みに合わせた対策グッズも紹介

更新日:2022年1月24日

今すぐ始めよう静電気対策! 悩みに合わせた対策グッズも紹介

ふとした瞬間、びりっと静電気でイヤな思いをしないために、静電気対策を始めませんか?

ニットやダウンを着る冬の時期になると、静電気が気になります。静電気対策は、冬じゃなくてもしておくといいってご存知ですか?今回は静電気の起こる仕組みや、お悩みに合わせた対策グッズ・アイテムを紹介します!

静電気とは 起こる原因とその仕組み

金属部分に触れた瞬間、ニットを着たり脱いだりしたときに起こる静電気。痛みを強く感じることもありますが、そもそも静電気とはなぜ起こるのでしょう。その原因と静電気の仕組みについて解説します。

静電気とは、なぜ発生するの?

「冬になると静電気が起きやすい」と思っている人も多いのですが、実は、冬以外にも日常的に発生しています。

なぜなら静電気は、物体と物体の摩擦によって発生するからです。

物体は原子の集合体、そして原子はプラスの電気を持つ粒とマイナスの電気を持つ粒からできていて、それぞれがつり合いながら電気を打ち消し合っています。

物体が擦れると、プラスとマイナスのつり合いがとれなくなり、電気が外へ表れます。物体を構成している原子の中の電気が、外へ飛び出したものが静電気となります。

原子の中の電気が飛び出した状態が静電気
原子の中の電気が飛び出した状態が静電気

実は数千ボルトもある静電気の電圧

季節に関係なく発生している静電気。私たちの体は物と擦れて帯電しても、ふだんは微量で気付きません。

「痛いッ!」と感じるのは、電気の引き合う力や反発する力が働き、一定以上の電圧がかかったときです。

一般的に、私たちがピリッと指先に感じるほどの静電気(人体の帯電電圧)は、3,000Vほど。針で深く刺されたように指が傷み、発光が見えるときで4,000Vほどだと言われています。

静電気の電力は、家庭用コンセント30個分!!
静電気の電力は、家庭用コンセント30個分!!

静電気の起きやすさと体質の関係性はあるのか

人間も物も、静電気をゼロにし続けることは難しいものです。静電気が起きないようにするには、どう気を付ければいいでしょう。体質やライフスタイルと関係があるのでしょうか?

体質による差はない。違いは身に着けているもの

静電気の発生しやすさは、体質によって大きな差はありません。静電気を発生させやすいかどうかは、身に着けているものに影響されます

静電気は、プラスとマイナスの電気が引かれ合って起こるもの。異なる電気同士は引き寄せあって、同じ電気同士なら反発します。電流を通さない物質でも、こすり合わせることで静電気が発生します。

「化学繊維は静電気が起こりやすい」と思っている人も多いでしょうが、一概にそうとも言えません。もちろん化学繊維が静電気を引き起こす場合もありますが、それよりも、着用している衣類の組合わせ、その素材同士の相性が関係しているのです。

プラスに帯電しやすい主な素材は、綿・麻・ウール・絹などの自然素材とレーヨン・ナイロン。
マイナスに帯電しやすい主な素材は、ポリエステル・ポリエチレン・アクリルなど。


プラスならプラスと、マイナスならマイナスと、どちらかに帯電しやすい素材同士を組み合わせると、静電気が発生する確率が低くなると言われています。

静電気の発生のしやすさは着るものに左右されます
静電気の発生のしやすさは着るものに左右されます

水分補給は大切。お肌のうるおいも大事。乾燥が静電気を呼ぶ

静電気が発生する理由に、乾燥があります。

湿度の高い夏は、衣類や皮膚の表面が湿り気を帯びているため、体内の電気が水分を介して外へ放出されているのです。乾燥した冬は、電気が外へ放出されず、静電気が発生しやすくなっています。

加湿器を使って室内の湿度を高くすることや、肌の乾燥を防ぐため保湿クリームを塗ることも、静電気対策になります。適度に水分補給することでお肌も潤い、静電気が発生しにくくなります。

乾燥は大敵!
乾燥は大敵!

静電気のお悩み あなたのお悩みはどれ?

静電気の発生する仕組みがわかったところで、具体的に日常生活のどんなときに、静電気が発生しているのか、多くの人があげているお悩みを見てみましょう。

車を降りるとき、ドアを開けようとしてパチッと痛い

車を降りるときや、ドアに触れたときにパチッと静電気が起こってしまう、という声は多くあります。

車ではシートに座っているので、シートの素材と体や衣服が擦れ合い、静電気が発生してしまいます。衣服同士が摩擦を起こしているうえに、シートと擦れてしまう。

そうして電気を帯びたまま車から降りるので、ドアなどの金属部分に触れた瞬間に放電して、パチッと痛みを感じる静電気ショックが発生してしまうのです。

車の乗り降りが恐怖の瞬間に
車の乗り降りが恐怖の瞬間に

髪がひろがる、まとまらない

髪が広がってまとまらない、という声も、乾燥しているシーズンにはよく耳にします。

髪は、天然の油分のようなもので覆われ、髪の毛同士がもつれるのを防いでいます。けれど、ブラッシングや衣類の着脱などによって、どうしても電気を帯びてしまうのです。

髪の毛それぞれが同じマイナスの電気を溜めることで、髪の毛同士が反発しあい、まとまらずに広がってしまいます。

髪の毛一本一本が反発して広がる
髪の毛一本一本が反発して広がる

服がくっつく、まとわりつく

服がくっつく、足にまとわりつく…というお悩みも。

特にスカートやズボンなどのボトムスは、動いたりすることで体と衣類が擦れて静電気を発生させてしまいます。

冬は下着を重ねたりタイツを履くのでさらに擦れあい、足元でスカートやズボンがくっついたり、まとわりついてしまうのです。

スカートとストッキング、あるいはタイツの素材の組み合わせを見直す必要がありそうです。

スカートのまとわりつき、イライラします
スカートのまとわりつき、イライラします

肌にかゆみが出る

冬は乾燥などで肌にかゆみが出る…という人も多いでしょう。

実は、静電気によってかゆみが出ていることもあるんです。睡眠中に布団やパジャマの布が肌と擦れて、静電気が起きると、それが刺激になることも。寝ている間にかゆみが出ているなら、静電気が原因かもしれません。

寝る前に保湿クリームを塗るなどのケアをしてみましょう。

静電気がかゆみを引き起こすことも?!
静電気がかゆみを引き起こすことも?!

スマホ故障や、場合によっては火災の原因になることも?!

静電気による日常のモヤモヤ、イライラだけでなく、場合によってはもっと大きなトラブルにつながることも…

スマホが指に反応しているのは静電気のおかげでもありますが、一方で体に過度に静電気が溜まっていると、これが邪魔してタッチパネルが動作しないということも起こります。ひどい時には、基盤がショートして起動できなくなるということもあります。

もう一つ、気を付けたいのが静電気による火災。
セルフ式のガソリンスタンドで給油経験のある方なら、給油機に、静電気除去パッドがついているのを見たことがあるかと思います。
車に乗っている間に帯電した電気が車の金属部分に放電してしまい、その火花が給油口のガソリンに引火して重大な火災事故を起こすことも。

精密機器を触る時、引火しやすいものを取り扱う時は、静電気を甘くみてはいけません。

精密機器や着火しやすいものを触る時は要注意
精密機器や着火しやすいものを触る時は要注意

今日からできる静電気対策

静電気はどうしても体に溜まってしまうもの。でもせめて、できるだけ「ビリッ!」「いたっ!」とならないために、今日からできる静電気対策について、ご紹介します。

ドアを開ける前に放電する

車を乗り降りするときに発生する静電気は、ドアなど車の金属に触れる前に電気を逃しておくことで対策になります。

車に乗る前なら、地面や木の壁に触れるなどして体に溜まっている静電気を放出しましょう。
車から降りるときは、まずシートに座った状態のままでドアの金属部分を触ります。そして金属部分に触れたまま地面に降りて、そのあと金属部分から手を離しましょう。

静電気対策アイテムを身に着けておけば、安心です。

溜まっている電気を放出してから触りましょう
溜まっている電気を放出してから触りましょう

靴底を選んで、適度に放電していく

静電気は溜め込まないようにすることが大切。

そこであげられる対策の一つが、靴の選び方。地面の接地面へ電気を放出できるような靴底を選んでみましょう。

靴底のソール部分が革などの天然素材を選んだほうが、適度に電気は通してくれます。ビジネスシューズなどでよく使われている素材なので、使いやすいでしょう。

静電気の発生が問題になるような危険な現場などでは、静電靴などもあるので、状況によって選びます。

「ゴムは電気を通しにくい」と、ゴム底を選ぶ人も多いのですが、これは逆効果。靴底にゴムを選ぶと体の電気を放出できず溜めてしまいます。ゴム底の靴は静電気対策には不向きです。

靴底の素材も要チェック!
靴底の素材も要チェック!

洗剤でもできる、静電気対策

衣類が擦れることで発生する静電気。素材選びも大切ですが、洗濯や洗剤選びでも対策可能なんです。

柔軟仕上げ剤を使うと静電気対策になります。
柔軟剤の主成分・陽イオン系の界面活性剤は、プラスの電気を帯びている親水基を持っています。これが、空気中の水分と結びついて静電気が発生しても、自然に放電してくれます。
なにより、なめらかな仕上がりで摩擦が少なくなるので静電気の発生が抑えられるのです。

柔軟剤で静電気対策
柔軟剤で静電気対策

お出かけ前や、お出かけ先で、スプレーで対策

衣類の静電気対策というと、代表的なものが静電気除去スプレー

お出かけ前に衣類にさっと一吹きして静電気の発生を防ぐことができます。
静電気除去スプレーの中には、アルコールに溶かした界面活性剤が入っています。スプレー噴射すると、アルコールだけはすぐに蒸発して、界面活性剤だけが衣類に残ります。
柔軟剤と同じように摩擦を減らし、静電気を抑制してくれます。

花粉症対策なども兼ね備えたものもあるので、香りや効果など好みに合わせて選びましょう。

お出かけ前のサッと一吹き、静電気除去スプレー!
お出かけ前のサッと一吹き、静電気除去スプレー!

静電気除去グッズを活用する

他にも静電気除去グッズはいろいろあるので、気軽に試してみませんか?

アクセサリー感覚で身につけられるのが、ブレスレットタイプの静電気除去グッズ。素材に電気を通す性質の「導電性繊維」が使われていたり「導電膜」がコーティングされています。肌に密着するものを選び、服に隠れないように着用しましょう。

電気を通す性質のある素材を、金属のドアノブや車のボディなどに当てて電気を逃す仕組みのキーホルダータイプのグッズもあります。

また、ガソリンスタンドなどで見かける静電気除去シートも有効です。自宅のドアや窓サッシなど毎日触れるところに貼っておくと使いやすいですね!

おしゃれに静電気対策するブレスレット
おしゃれに静電気対策するブレスレット

セシール おすすめ静電気対策グッズ・アイテム

静電気対策グッズ、どう選んだらいいか迷っちゃう…というアナタのために、セシールおすすめのグッズ・アイテムをまとめてご紹介します。おすすめのポイントもチェックしてみてくださいね!

パチッと対策に「静電気除去ブレスレット」

さりげなく静電気対策をしたい人には、静電気除去ブレスレットがおすすめ!

ステッチに有機導電性繊維を使用した本革ブレスレットで、肌にほどよくフィットします。ブレスレットで先に触れることで、体内に溜まった静電気を放出してくれるので、お出かけ時はもちろん普段からはめておくと安心です。

ブレスレットでさりげなく放電
ブレスレットでさりげなく放電

広がる髪には「静電気除去ブラシ・クシ」

髪のうねりやパサつき、広がりには特殊技術でコームの表面を滑らかに加工したラブクロムがおすすめ!

ヘアスタイルや仕上げに合わせて3パターンから選べるので、スタイリングもラクラク!ブラッシング時の摩擦を軽減して静電気を防いでくれます。静電気除去のブラシやクシを使うと、髪のまとまりを感じ艶やかなスタイルを実感できますよ!

特殊加工が、あなたの髪を静電気から守ります!
特殊加工が、あなたの髪を静電気から守ります!

静電気といえばニット 静電気防止機能付きニットもある

JK御用達の、静電気はもちろん、毛玉やニオイも対策してくれるニットは、年代を問わず人気!

抗ピル加工により毛玉になりにくいニットは、ヘビロテ間違いナシ!ウール混素材で温かい静電気防止の繊維を使用し、さらに防菌防臭の機能付き。空気のこもりやすい冬に一着あるとうれしいニットです。

サイズも豊富で5色のカラーから選べます。

スカートのまとわりつきに悩まない 静電気防止加工付タイツ

スカートのまとわりつきが気になる冬は、タイツで静電気対策しちゃいましょう!

ギラギラしないマットな風合いが上品なタイツは、ほんのり透け感のある80デニール。秋から春までと長い期間使いやすいのもウレシイですね!

肌に吸い付くような着用感で、静電気防止加工もあり!ベージュ系からブラック系までの5色展開。
コーデに合わせて、おしゃれに静電気対策をしちゃいましょう。

冬のコーデをスッキリまとめて、あったかなのに静電気も防ぐレギンスパンツ

ふわふわの毛布のような裏シャギーレギンスパンツは、静電気対策と一緒に寒さ対策までできちゃいます。

気になる静電気も防いでくれるので、すっきり!ウエストゴムと全方向にしっかり伸びるストレッチ素材で、アクティブな人にもおすすめです。スリムなシルエットは、冬のダウンやボリュームニットとも相性抜群!
股下は3丈展開(股下66cm、72cm、78cm)と、オーダーしやすいレギンスパンツです。

あったかいのにビリッとこない、ストレッチの利いたレギンスパンツ
あったかいのにビリッとこない、ストレッチの利いたレギンスパンツ

もう静電気にイライラしない

いかがでしたか?
静電気は、まったくゼロにはできなくても、ちょっとしたポイントを知っていれば突然の「ビリッ!」を防げます!静電気におびえる日々とサヨナラしましょう。

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