両家の顔合わせの服装マナー 50代母におすすめの服装は?
更新日:2024年10月24日
顔合わせの服装マナーや注意点、50代の母親におすすめのコーデを紹介します。
子どもたちからそれぞれの親へ結婚のあいさつが済んだら、両家の顔合わせをするのが一般的です。これから始まる両家とのお付き合い。良好な関係でいたいからこそ、母親としてふさわしい格好でお祝いしてあげましょう。せっかくおしゃれしても家族の服装がちぐはぐでも困ります。家族のファッションの基本もお伝えします。
結婚にむけた両家の顔合わせとは?
両家の顔合わせは、子どもの結婚が決まったあとにお互いの両親を紹介し、あいさつをする目的で行われます。
食事をしながら両家の親睦を深め、結納や結婚式などについて具体的な話し合いをする、大切なイベントです。
顔合わせに関しては結納のように明確なルールやマナーがないため、新郎新婦や両家の意向で進めるのが一般的です。
和やかに歓談する気軽な食事会をするケースや、結納を兼ねた華やかな食事会を開くカップルもいるようです。
顔合わせの服装選びの基本
顔合わせの服装は、食事会の場所や雰囲気などに適したものを選びましょう。
また、どのような服装で出席するかを、事前に両家ですり合わせておくことが大切です。
両家顔合わせの内容、流れに合わせる
顔合わせをする時期やどのような内容で行うのかを具体的に決めたあと、着ていく服を考えましょう。
顔合わせを目的としたカジュアルな食事会と、結納を兼ねた食事会とでは、ふさわしい服装が異なります。
新郎新婦とお互いの両親がそろう一大イベントだからこそ、両家の意向を一致させておくことが肝心です。
とはいえ、主役は新郎新婦。どうしても譲れないところはやんわり伝えて、幸せな二人をお祝いしてあげたいですね。
ホテル?レストラン?会場の格に合わせる
食事会の場所によっても、ドレスコードを考慮する必要があります。
格式ある料亭やホテルの個室で行う場合は、フォーマルな服装がよいでしょう。
ホテル内のレストランならセミフォーマル、お手頃なレストランでは、きれいめカジュアルがおすすめです。
食事をする場所で服装が浮いてしまわないように、場にふさわしい格好を心がけましょう。
両家の格をそろえる
着ていく服装にばらつきがないよう、両家の格をそろえるのがマナーです。
どのような服装で出席するのか、新郎新婦と十分なコミュニケーションをとり、両家の意向も含めて調整してもらいましょう。
たとえば、新婦が和装の場合は、新郎側もフォーマルな服装で格を合わせるようにします。
両家ともに調和のとれた格好をすることで、当日の食事会がスムーズに行えます。
主役のふたり 新郎新婦の服装は?
新郎新婦の服装は、主役であることを意識して選びたいもの。本人たちの意向も大事ですが、先達として、大人としてのマナーを伝えていきたいですね。
結納を兼ねた食事会の場合は、フォーマルな装いをベースに。
新郎はフォーマルスーツに淡い色のネクタイを、新婦は振袖もしくはフォーマルワンピースがおすすめです。
一方でカジュアルな食事会なら、新郎はスーツにノーネクタイ、もしくはジャケットにTシャツを合わせます。
新婦はワンピースやカットソーにスカートを合わせるなど、新郎とのバランスを考えてコーディネイトしましょう。
当日の服装の相談を受けたら、どちらの場合も、新婦は胸元が開きすぎたりスカート丈が短すぎたりと、露出の多い格好は控えるようにし、新郎は清潔感のある着こなしを心がけるよう、伝えてあげてください。
母親は、主役より目立たない
気になる、母親の顔合わせでの服装。
きれいなお母さんでいたいのはやまやまですが、母親が結婚をする娘や息子より目立つ格好は避けたいもの。2人の服装に合わせておくと、失敗がないでしょう。目指すのは控えめ、きれい。
スーツやワンピースの場合、身につけるアクセサリーやバッグは上品なデザインのものを、スカートは膝下が隠れるくらいの丈がおすすめです。
50代 母親の服装選びのポイント
50代~60代と歳を重ねると次第に体型の悩みも増えていきます。着るものによってはぽっちゃり感が強調されたり、低身長で合うサイズがなかったりする場合があるでしょう。
選ぶ際は、素材や着心地のほか、体型をカバーしすっきり見えするエレガントなデザインの服を選ぶことがポイントです。
フォーマルスタイルなら、着物か、セレモニースーツ、ワンピース
フォーマルスタイルとは、最も格式の高いドレスコードのことです。
正礼装、礼装とも呼ばれ、結婚式やお葬式といった冠婚葬祭で着る服装を指します。
新婦側の母親で娘が振袖を着る場合は、母親も和装スタイルがおすすめです。
正式結納(仲人あり)を兼ねた食事会で和装をする場合は黒留袖を、略式結納で両家のみの場合は色留袖や訪問着などがよいでしょう。
地域によってしきたりや慣習が異なることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
洋装なら、セレモニースーツやジャケットつきのワンピースなどを着用します。
また、かしこまらないアットホームな食事会なら、きれいめのワンピースがおすすめです。
ジャケットを羽織るときちんと感が出て、よりフォーマル度がアップします。
ブラックやネイビーなど落ち着いたカラーをベースに選び、上品なコーディネイトに仕上げましょう。
家族で色のトーンを合わせておくと全体的にまとまり、見た目の印象に統一感がでます。
こちらのワンピースは、上下違う組み合わせに見えて実は一体型だから、1枚でコーディネイトが決まる優れもの。
上にジャケットやカーディガンを羽織ればロングシーズン活躍します。
上質なバッグや靴を合わせて、上品コーデに仕上げましょう。
セットアップスタイル、パンツスーツも定番
セットアップスタイルとは、同じ生地とデザインで構成されている服装のことです。
上下セットで着用すると統一感のある、きちんとした装いが演出できます。
ブラウスやカットソーなど中に着るものを替えれば、さまざまな着こなしに対応可能です。
生地に伸縮性があり、ウエストがゴム仕様など、動きやすく座っていても楽に過ごせるものを選ぶとよいでしょう。
こちらは、ノーカラージャケットとワイドパンツのセットアップスタイル。
襟なしジャケットは首周りがスッキリと見えるのが特徴です。
端正な見た目のワイドパンツは、ほどよいゆとりのシルエットできれい見えが可能。
ベージュカラーでまとめれば、柔らかで優しい母親の印象を与えられるでしょう。
カジュアルスタイルでもラフになりすぎず、エレガンスにまとめて
カジュアルなスタイルで出席する場合も、上下ベーシックなものを組み合わせてエレガントにまとめましょう。
体の線を拾わず体型をカバーしてくれて、女性らしいシルエットにしてくれます。
ボトムスは幅広のワイドパンツを合わせて縦のラインを強調すれば、スッキリと見せることが可能です。
靴はヒールのあるパンプスにすると、スタイルアップして見えます。
アクセサリーは華美になりすぎず、シンプルキレイがおすすめ
服装に合わせるアクセサリーはシンプルなものを選び、首もとに上品な華やかさをプラスしましょう。
パールネックレスはフォーマルシーンに欠かせない必須アイテム。
顔まわりを明るく見せ、コーデを格上げしてくれます。
また、ロングネックレスで縦ラインを入れると、細見え効果が期待できるでしょう。
選ぶ際は、色やデザインが華美になりすぎずないものがおすすめです。
結婚式当日は何かと忙しくなるし、親族として服装も決まってしまいがち。顔合わせの機会に、息子、娘を育て上げた記念として、アクセサリーを自分へのご褒美にいかがですか?
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バッグは2つに分けて 大きいものは預けて
バッグは小さめのものを用意し、お財布やハンカチなど、必要なものだけ入れて持ち歩きます。
黒やベージュなどの定番カラーなら、フォーマルな装いにピッタリです。
大きい荷物がある場合は、別のバッグに分けてロッカーやクロークに預けておきましょう。
きちんと見えて、痛くない靴を選びたい
フォーマルな服装には、シンプルなデザインのベーシックなパンプスがおすすめです。
つま先にゆとりがあり、幅広で衝撃を吸収するインソールのものなら、長時間はいても疲れにくく、足にも優しいでしょう。
機能的なパンプスなら痛さを我慢せず楽にはくことができます。スタンダードな色でヒールのあるタイプを選ぶと、さまざまな着こなしに合わせやすいためおすすめです。
父親の服装選びのポイントは?
カジュアルでもジャケットを着用
父親はネイビーやチャコールグレーなど、ダークカラーのスーツを着用しましょう。
中には、白のワイシャツと明るめのネクタイを合わせてください。
結納を兼ねた顔合わせの場合は、ブラックフォーマル(礼服)もしくはダークスーツにネクタイがよいでしょう。
また、カジュアルな食事会の場合でも、なるべくジャケットを羽織り、きちんと感を出します。
ノーネクタイでもO Kかどうかは、両家で話し合いをしておくと安心です。
シャツやパンツはアイロンをかけてしわのないように伸ばし、清潔感のある着こなしを心がけてください。
伸縮性のあるジャケットは、オンオフどちらでも決まるデザインが特徴。
楽で動きやすいため、落ち着いたカラーを選べば食事会だけでなく、普段のお出かけやビジネスにも着回せます。
同席する兄弟、姉妹の装いは?
顔合わせに兄弟姉妹が同席する場合も、場にふさわしい装いをするのがマナーです。
学生なら、フォーマルウェアとして制服の着用でかまいません。
姉、妹、同席する女性の装いは?
姉や妹なら、ワンピースもしくはブラウスにスカートやパンツを組み合わせるなど、清潔感のあるきれいめな服装がおすすめです。
新婦より目立たない服装を選んで、お祝いの席に花を添えましょう。
カジュアルにもフォーマルにもワンピースは1枚でコーデが決まる、便利アイテム。
同系色のブルゾンを合わせて、 アクセサリーとフォーマルなバッグ、季節に合った靴を合わせれば、きれいめなカジュアルコーデが完成します。
男性はスーツスタイルかビジネスカジュアルで
兄弟が同席する場合は、スーツスタイルがよいでしょう。
普段着用しているスーツもしくは、ビジネスカジュアルな服装がおすすめです。
色味は家族に合わせ、同系色を意識すると統一感がでます。
伸縮性のあるスーツは、腕が動かしやすい設計でベーシックなデザイン。
スボンのサイドにはゴムが入っているため、ウエストも楽で締め付け感がなく、長時間座っていてもおなかがきつくなりません。
シャツを合わせたりポロシャツを合わせたり、オンオフで着回しが可能です。
夏や冬、顔合わせる時期による注意点
夏と冬とでは気温に違いがあるため、顔合わせをする季節ごとに、中に着るインナーで体温調節をしましょう。
夏の顔合わせ 暑い季節も露出には注意
夏の暑い時期、外では汗だくでも室内に入るとクーラーが効いて体が冷えてしまい、寒さを感じることが考えられます。
また、暑いとつい薄着をして涼しくすごしたいと思ってしまいますが、フォーマルな席ではなるべく肌の露出は控えたいものです。
そのため、吸湿速乾のインナーを着るなどして汗対策をしましょう。
こちらはブラジャーとインナーの一体型タイプでスッキリと着られる優れもの。
汗やニオイをおさえてくれる素材を使用し、肌ざわりがよくさらっとしているため、アウターとの滑りも良好です。
吸収性があり、ムレをおさえてドライな着心地をキープしてくれます。
冬の寒い時期 待ち合わせ場所では?
寒い冬の時期に外で待ち合わせる場合も、挨拶前にはコートを脱いでおくのがマナーです。
そのため、あたたかなインナーや体温調整できる羽織りもので寒さ対策をしましょう。
薄くて軽く、あたたかいインナーは着心地もバッチリ。保温性もあります。
5部袖は肩から腕までをあたたかくカバーしてくれます。
伸縮性があるため体にほどよくフィットし、アウターにもひびきにくく快適です。
冬の寒い時期、羽織りものは脱ぎ着するだけで温度調節できる便利アイテムです。
蓄熱保温機能のついたニットカーディガンで、寒暖差のある季節も快適にすごしましょう。
おしゃれなデザインだから、普段着からお出かけまで幅広く活用できます。
汚れたら自宅の洗濯機で洗えるのも、嬉しいポイントです。
幾久しくつながる縁に向けて
両家の顔合わせの服装には正式な決まりはありませんが、後悔しない装いで子どもの門出をお祝いしたいものです。当日の服装は食事会の場所や内容に沿って考え、なるべく事前に打ち合わせて両家の格をそろえます。また、結納を兼ねる場合はフォーマルスタイルがおすすめです。両家が末長く良好な関係を築いていけるよう、好印象を与える服装選びを心がけましょう。
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