カーテンの洗濯してますか?お悩みあれこれ解決します
更新日:2019年11月5日
部屋の印象を左右するカーテン。好きな色やデザインで選んだものの、カーテンの洗濯ってどうしたらいい?家で洗濯できるのか、どれぐらいの頻度で洗うのか、洗い方や干し方など、ご紹介します。
部屋の表情を作ってくれるカーテン。みなさんは、カーテンの洗濯をどうしていますか?
洗剤選び、洗い方や干し方も気になります。
知りたかったカーテンの洗濯の基本を知り、ライフスタイルに合うカーテン選びをしませんか?
カーテンの洗濯頻度ってどのくらい?
そもそもカーテンって洗濯したほうがいいの?洗わなくも大丈夫な気もするけれど、洗うならどれぐらいの頻度で洗濯したらいい?
お部屋のカーテン、どれぐらいの頻度で洗濯していますか?窓は外気にも触れる場所、カーテンの汚れも気になるし、どれぐらいの洗濯頻度がいいのか、知りたいところですよね。
快適に過ごすために、カーテンの洗濯はした方がいいのはわかるけど、大きなカーテンは、洗濯しても干すのが大変そうです。
洗ったことないという人も
一人暮らしや結婚など、実家を離れて初めて「カーテンも洗濯するの?」と気づいた人、いませんか?
干すスペースや洗濯の方法がわからなかったり、引っ越しのタイミングで買い替える人も多いようで、買ってから一度も洗ったことのないという人も実は多いとか。
汚れているようには見えないから洗っていない、消臭スプレーをこまめにしておけば、大丈夫という人もいるようです。
でも、毎日外気に触れているカーテンは、よく見ると汚れがついています。
消臭スプレーで臭いは取れても、そうした汚れは落ちないんです。
臭いは取れても、汚れは取れないんです
理想は、季節の変わりめに
お住まいの環境やライフスタイルによっても、カーテンの洗濯頻度は異なります。
あまり汚れていないように見えるドレープカーテンも、意外と汚れているんです。年に1回は洗いましょう。レースのカーテンも年に2~3回洗うのが理想です。
花粉の季節が終わるころ、梅雨入りの前後、秋晴れが続くころ、大掃除の時など、湿度が低くて晴れの日が続くシーズンを「カーテン洗濯の時期」とざくっと決めておくと良いでしょう。
季節の変わり目に洗濯して気分も一新
気になるカーテンの汚れは?
そんなに汚れていないように見えるカーテン。ホントのところ、カーテンの汚れってどうなんでしょう?
ドレープカーテンは模様や織りで汚れが目立ちにくいのですが、ほこりや空気中の汚れやニオイがついています。レースのカーテンも黄ばみや黒ずみ、カビのような汚れが。ご自宅のカーテンを今すぐチェック!
空気中のほこりや汚れが
カーテンが汚れる原因の一つが、ほこり。
窓ガラス付近にあるほこりや、空気中に漂うほこりが静電気でカーテンに吸い寄せられて付着します。さらに急な雨や、窓の結露などの水分によって、繊維の奥深くへ入り込んでしまうのです。
室内だけでなく、屋外からの土ぼこりもカーテンに付着しています。
また、調理中の煙やにおい、屋外からの自動車の排気ガスも汚れの原因。
油系の汚れが付着すると、カーテンは黒ずんでしまいます。カーテンの汚れは、空気中の汚れと関わりがあるんです。
室内外の空気中のホコリや汚れが
レースのカーテンにカビ発見!!
カーテンの端の方に、黒い点々が見つけたことはありませんか?
それ、カビです。
冬場、窓に発生した結露によってカーテンが水滴を吸ってしまうことが原因です。
水分は、カビの発生に必要な条件の一つ。温度・湿度と条件が整った部屋の中で、繊維に付着したホコリを栄養に、カビが繁殖してしまいます。
カビはそのままにしておくと、健康被害にもつながるので、発見したら早めに落とします。
私たちのカーテン洗濯を阻む5大要素
カーテンは汚れちゃうってわかったけれど…。洗濯したくない理由が5つもあるんです。
ほこりや湿気もゼロにはできないから、カーテンの汚れ防止ってムズカシソウ。カーテンの洗濯は必要だとわかったものの、やっぱりちょっと面倒くさい。カーテン洗濯のムズカシクする5つの要素とその解決ポイントをまとめます。
カーテン、洗えるかの見分け方は?
カーテンは汚れるし、カビが生えるとわかったけれど「そもそも、私の部屋のカーテンは洗えるの?」と見分け方がわからない人もいるかもしれません。
「ウォッシャブルカーテン」なら家庭で洗濯OK。わからない場合も、カーテンについている洗濯表示で確認します。「洗濯おけ」や「手洗い」マークがついていれば、自宅で洗濯が可能。傷みやすい素材の生地や装飾が多い場合や「手洗い」マークがついている場合は、洗濯機洗いを避けましょう。
取り外しが大変
最初のハードルが、カーテンの取り外し。
多くの場合、自分の背丈よりも高い位置にカーテンレールがあるので「面倒くさい」と感じるんです。さらに、顔を上に向けての作業は、ホコリがかかりそうでやる気も出ない。
まず、取り外す前にカーテンレール付近のほこりを拭きとりましょう。思ったよりたくさんのほこりが取れて、びっくりするかも。
これで、取り外しの最中にホコリが落ちてくる心配が軽減します。
そして、カーテンの取り外し時は、顔の前かそれより下の位置で作業できるように、台や椅子を使いましょう。手間なようですが、取り外しが断然ラクチンに!
無理に背伸びしてやっていると、腕が疲れてしまったり、フックを壊してしまったり、心が折れて途中で挫折しかねません。
なんだそんなこと、と思うかもしれませんが、意外にこれが重要なんです。
フックが面倒 外さない、つけたまま洗ってもいい?
カーテンをレールに吊るすために使うのがフック。レールからカーテンを外すときには、フックごと外し、洗濯はカーテンからフックを外して行います。
手洗いでも洗濯機洗いでも、フックをつけたまま洗うのはおすすめしません。フックにひっかかるなどして、生地が傷む可能性があるからです。
外したフックも汚れを優しくふき取り、破損していれば新しいフックと交換を。フックを清潔に保つことも、カーテンを長くきれいに使うポイントです。
フックは面倒でも、はずしましょう
洗濯はいいけど、しわが心配
カーテンを洗濯したのはいいけど、乾いたらしわだらけってことにならないか心配な人もいるでしょう。
確かに、カーテンを外したその状態のままで洗うと、しわになったり型崩れすることもあります。このうえ、アイロンだなんて。
しわにならないためのコツがあります。
ポイントは3つ。
1)洗う前、取り外したカーテンは、簡単にほこりを落として、蛇腹にたたむこと。
2)脱水時間は、短めに設定すること。
3)干す際には全体を軽く下へ引っ張り、ドレープに沿って両手で軽くたたいてしわを伸ばすこと。
ちょっとしたひと手間が、カーテンのしわや型崩れを防ぐ大切なポイントです。
しなやかなドレープを再現しやすい「形状記憶カーテン」を選ぶのがおススメです。
干すスペースがない
大物洗濯では、干すスペースの確保は重要。その点、カーテン洗濯は干すための特別なスペース確保は、必要ナシ!洗濯後のカーテンは、カーテンレールにかけた状態で干して乾かせばいいんです!
洗濯槽から取り出したらフックをつけて、カーテンレールに吊るして広げた状態で干します。水の滴りが気になる場合は、床にタオルを敷きます。
織物などの厚手のドレープカーテンは、屋外で陰干しして、半乾きになってからカーテンレールに吊るすといいでしょう。
ポイントは、干す前にカーテンレールと窓を掃除しておくことと、窓を開けて風が通すこと。
なるべく直射日光のあたらない時間を選んで乾燥させましょう。
気温の低い時期など、締め切った状態で干してしまうと、窓が結露していつまでも乾かなかったり、生乾き状態が続いてしまいます。寒い時期の洗濯では、衣類乾燥機や除湿器なども上手に使いましょう。
乾きにくい時期は乾燥機でしっかり乾燥
これぞカンタン、カーテンの洗濯方法
カーテンの洗濯を避けてきたけど、実はそうムズカシクないのかも!ポイントをまとめます。
自宅でのカーテンの洗濯を阻んでいた5大要素を解決できそうだと感じたら、いよいよ自分でカーテンの洗濯にトライ!カーテンの洗濯で押さえたい簡単なポイントをまとめました。
ネットの使い方 ネットなしでやるときは、、
カーテンを洗濯機洗いするときは、カーテンの洗濯表示と洗濯機の取扱説明書を確認して、必要に応じて洗濯ネットや洗濯キャップなどを使います。洗濯による生地のダメージを防ぐためです。
洗濯ネットに入れるときは、余裕のあるサイズのネットを選び、カーテンは蛇腹にたたんで入れましょう。汚れ部分が外側を向くようにたたんで入れるとベター。
一度にすべてのカーテンを洗濯するのではなく、カーテンを吊るして乾燥させることを考えても、「今日はこの窓のレースのカーテン」「次はこっち」とスケジュールを立てて洗濯していくことをおすすめします。
部屋中に湿ったカーテンがかかっていて、なんだか部屋が湿っぽいということもなく、すっきり乾かすことができますよ。
洗濯ネットや洗濯キャップがない場合は、洗濯機でなく手洗いをして、しわや型崩れを防ぎましょう。多めの水量で軽く押し洗いをするだけでも、全体の汚れは落とせます。汚れのひどい部分は、先に下洗いしておけばいいでしょう。
洗濯機のコースはどれ?
最近のカーテンは、家庭で洗濯できる素材・加工されたものが多いので、洗濯表示を確認して洗濯機で洗える場合はその指示通りに洗います。
「弱水流モード」「手洗いコース」「ドライコース」や「おしゃれ洗いコース」など洗濯機によって設定も異なるので、洗濯機の取り扱い説明書もチェックを。
カーテンのしわや型崩れは、脱水と干し方とも関連するので、洗濯が終わったらすぐに取り出して干せるようにしておきましょうね。
洗濯機の説明書をしっかりチェック!
洗剤は何を使う?重曹や、セスキも使える?
カーテン全体の洗濯には中性洗剤を使います。柔軟剤を仕上げに使うと、花粉やほこりが付きにくくなるといわれています。
天然の素材で肌や環境への負荷が少ない重曹やセスキをカーテン洗濯に使うなら、特長をいかした使い方をしてみませんか?
重曹は消臭の効果が期待できます。ぬるま湯1リットルに大さじ4の重曹を溶かし、10分ほどカーテンをつけ置きします。手袋をして軽く揉み洗いし、水ですすぎます。
セスキはカビ予防に。水200mlに小さじ半分のセスキ炭酸ソーダを混ぜてスプレーボトルに入れます。カーテンにシュッと吹きかけて拭き掃除。繊維に染み込む前の汚れを落としながら、カビ菌の繁殖を防ぎましょう。
基本は中性洗剤。重曹やセスキは上手に効果をいかして
カーテンに生えたカビはどう落とす?
カビは不溶性なので、洗浄力のある石けんを使いブラッシングすると、ある程度は落とせます。
それでも取れないカビは「酸素系漂白剤(粉末)」を使いましょう。
お湯で溶かしてつけおきし、冷めてきたらゴム手袋をしたうえで揉み洗い。その後、洗濯をしますが、それでも落ちなければ再度「つけおき洗い→洗濯」繰り返します。
酸素系漂白剤は、ウールや絹製品などデリケートな繊維には使えないので、その場合は「重曹」を使います。
重曹水(水1リットルに対して重曹大さじ4杯)に、カーテンを10分ほどつけおき、手袋をして揉み洗い。最後に水ですすぎます。
まずはブラッシングで落とす。それでもダメなら・・・
シェードカーテン、ロールスクリーンの洗濯は
デザイン性のあるシェードカーテンやロールスクリーン。取り付けたのはいいけど、どう洗濯するのでしょう。
シェードカーテン、ロールスクリーンは普段、はたきでほこりを落とす、掃除機とカーペットローラーを上から下へかけてほこりを取るというお手入れをしておきます。
ロールスクリーンは、洗濯(水濡れ)が可能かの確認が大切です。
取り外し不可のものが多く、しわやズレも生じやすいので、そのままの状態で「汚れのひどい部分」→「全体」とアプローチ。
薄めた中性洗剤を染み込ませた布で、汚れのひどい部分をたたきます。全体の汚れは、裏に大きなタオルをあて、中性洗剤を含ませた別布やタオルで全体の汚れを取ります。
繊維を傷めたり、しわやずれを防ぐために優しく行いましょう。
シェードカーテンは取り外し可能で洗える素材なら、洗濯ネットに入れて洗います。折り目に沿ってたたみ、しわや型崩れを防ぎましょう。水量は最大にして中性洗剤で洗います。
手洗いの場合は、やさしく押し洗い。脱水も押し絞りか、脱水機にかける場合も1分未満に。ドレープカーテン同様、元の状態に吊るして手でたたいてしわを伸ばしながら乾かします。
きれいなカーテンで運気も開ける?
「カーテンは目隠しになればいい」と思っていませんか?
カーテンは、部屋の印象を大きく左右するだけでなく、外との出入り口にあるものは「よい気を入れて、悪い気を出す」ためのフィルターの役割も持つといわれます。フィルターの役割をする場所が、カビやほこりで汚れていると気分的にも良くないばかりか、健康を害することにもつながります。
デザインやライフスタイルとともに、洗濯やお手入れのしやすさもチェックしながら、カーテン選びを楽しんでみてくださいね!
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