高反発と低反発マットレスの違いを徹底比較! あなたはどっち派?
更新日:2022年5月23日

昔から「硬い布団」が良いのか「柔らかい布団」が良いのかは、さまざまな説や意見があります。
どちらの方が良く眠れるかは、人によって違います。気持ち良く眠るために買ったマットレスが、快眠の妨げになってしまっては意味がありません。
高反発と低反発マットレスの違いや、それぞれの特徴をよく知って、自分に合ったマットレスを選んでください。
高反発と低反発マットレスとは? そのメリットとデメリット
高反発と低反発は何が違うの? メリットは何? デメリットはないの? そんな疑問にお答えします。
高反発マットレスとは?
高反発マットレスは硬くて疲れそうというイメージを持っている人も多いと思います。
高反発マットレスは硬いのではなく、沈み込まずに跳ね返す力が強いもので、その高い反発力が高反発マットレスのポイントと言えます。
寝返りは一晩の睡眠で約20回前後が適正と言われています。
高反発マットレスは、その反発力が高いことによって寝たときに体があまり沈み込まず、寝返りが打ちやすいのです。
低反発マットレスとは?
疲れたときに、「ふかふかの柔らかい布団でぐっすり寝たい」と思うことはありませんか?
低反発マットレスは、柔らかいことで体が沈み込むので、体にフィットするような感覚で心地良さを感じます。
寝心地の良さが低反発マットレスの大きな特徴です。
高反発マットレスのメリット、デメリット
高反発と低反発という言い方をしていますが、数値的には明確な定義はありません。
ただ硬さの単位はN(ニュートン)という単位(国際基準)で表されるので、選ぶ際の参考にしてみてください。
高反発マットレスを手で押してみると「ポヨン」という感じで戻ってきます。
ソフト感がありながら、適度な反発力で、身体が沈みこみ過ぎません。
そのため良い睡眠姿勢をキープでき、寝返りを打ちやすいというメリットがあります。
体圧の分散、通気性に優れ、夏でも蒸れにくく快適に眠れます。スポーツ選手に愛用者が多いのも特徴です。
一方でデメリットとしては、通気性が良いため、冬は寒く感じることがあったり、低反発マットレスに比べ、商品バラエティが少なく、やや高額な商品が多いなどがあげられます。
また、低反発マットレスになれている方だと、反発が強い分、寝心地が良くないと感じる方もいます。

バランスよく体圧を分散してくれます
低反発マットレスのメリット、デメリット
柔らかく身体が沈み込み、包まれるようなやわらかな寝心地の良さを感じることができるのが、低反発マットレスのメリットです。手で押してみると、「ジワー」と沈み込んでいきます。
横向き姿勢で寝ても安定します。商品バリエーションも豊富にあります。
しかし、そのメリットでもある柔らかさのために、寝返りが打ちにくく、同じ姿勢を長く続けることで、肩こりや腰痛の原因になってしまうケースもあります。
また通気性においては、高反発マットレスよりも劣るので、夏暑い、蒸れるなどの声もきかれます。

横向きで寝ても、安定して、寝心地が良い
高反発、低反発マットレスの寿命はどのくらい?
ところでマットレスってどれくらいで買い替えるもの? マットレスがどのような状態になったら買い替え時なんでしょう?
どうなったら、寿命なのか?
マットレスはそう頻繁に買い替えるものではありませんし、毎日使っているにも関わらず寿命が判断しにくいものです。
一般的に、低反発マットレスより、高反発マットレスのほうが耐久性は優れています。
ただ、買い替えの目安にする寿命は、高反発マットレスで5~10年、低反発マットレスは1~5年と、商品や使い方によって大きく異なります。
基本的にはマットレスにへこみが出て、戻らないようになってきたら寿命、というのが一つの目安。特に腰の部分がへこんできた場合は買い替えた方が身体のためにもよさそうです。

マットレスとさよならする判断は?
高反発、低反発マットレスを通販で買うなら口コミが重要

通販でマットレスを買うなら、口コミを要チェック
通販でいろいろなマットレスが紹介・販売されているけど、実物を見たり触ったりできないので、ちょっと不安もあります。チェックすべきポイントは?
実はメーカーやブランドで違う、硬さ
いろいろなメーカーの高反発、低反発マットレスがありますが、メーカーやブランドによって硬さが違います。
高反発マットレスは、「高ウレタン素材」か「高反発網目繊維構造素材」が主で、低反発マットレスは「低反発ウレタン素材」が使用されていますが、素材の比率などはメーカーやブランドによって異なるので、製品によって違いが出てくるのです。

素材の比率はメーカーやブランドで違います
実際に寝てみられない分、口コミを細かくチェック
通販で購入するなど、自分の目や身体で商品を直接確かめることができない場合、商品情報を細かくチェックすることが大切です。
しかし、洋服などを購入するのと違って、商品情報から自分に合っているかどうかは、なかなか判断がつきません。商品情報と併せて口コミもチェックして、自分に合っているものを探すことがポイントになります。

似たようなポイントをチェックしている人はいます
収納便利な折り畳み式もあります
マットレスって収納がけっこう大変。購入する際は収納のことも考えて。
収納を考えて選ぶなら折り畳み式
マットレスを使う際、問題になる一つが収納です。
特に床に敷いて使用する場合、他の布団と一緒に畳んで押し入れにしまうことになります。厚いマットレスはなかなかうまくしまえません。そうした点を考えると、折り畳み式や分割式のマットレスが便利です。
また、専用の収納袋が付いている持ち運びに便利なマットレスもあります。
折りたためない時のしまい方は?
製品によっては折たためないものもあります。
この場合、くるくると巻いてしまうことになります。のり巻き状になったマットレスを立てて収納することになるので、ある程度の収納スペースが必要となります。
購入する際は、自宅のどこにしまうのか、収納スペースをチェックしておくことをおすすめします。
セシールのおすすめ マットレス
マットレスには高反発、低反発だけではなく、それぞれの特徴があります。
高反発シートマットレス(3ゾーン体圧分散)
睡眠時、肩や腰などの局部に体圧が集中すると血行を妨げ、眠りの質を低下させる原因に。そこで、脚部・頭部・腰部で形の異なる凹凸加工を施し、さらにそれぞれの硬さを変えることで立っているときのような「自然な寝姿」を実現するマットレスを作りました。
収納、持ち運びにコンパクトを追求 六つ折れマットレス
しっかりと固めのウレタンフォーム。
六つ折れで、収納も持ち運びもラクチン。
スツールとして使うこともできちゃいます。
サイズは3タイプ。ショートミニシングルは床に敷いてごろ寝用に。ショートセミシングルは狭い空間に適したコンパクトサイズ。シングルは敷き布団のアンダーマットレスとしてもご使用いただけます。
布団派、ベッド派、どちらもOK 厚さが選べる低反発マットレス
3センチから9センチまで厚さが選べる、低反発マットレス。
体重や体温でゆっくりと沈み込み、体にぴったりフィットして、包まれるような寝心地に。
お布団派にも、ベッドのトッパーとしてもお使いいただけます。
折りたためてコンパクト。
高反発タイプもあります。
良い眠りを左右するマットレス
高反発マットレスも低反発マットレスも、それぞれの良さ、デメリットがあます。固すぎても、やわらか過ぎても、快適な睡眠は得られません。また、睡眠のときに、何を重視するかも人によって違います。
良い眠りを左右するマットレス選び、商品の情報や口コミをよ~くチェックして、あなたに合ったマットレスを見つけてください。
また、せっかく体に合ったマットレスを購入しても、長く使ってへたってきているものを使い続けていては効果半減、あるいは逆効果になってしまいますので、買い替え時の見極めも忘れずに!
寝心地と、朝の目覚めの快適さ。自分に合ったマットレスを選んで、良い睡眠を目指しましょう。
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