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Tシャツ、パンツからスーツまで。たたみ方は収納の基本。

更新日:2018年6月5日

Tシャツ、パンツからスーツまで。たたみ方は収納の基本。

たたみ方を変えると、収納が変わるかもしれません。プロに聞いた、しわにならない、かさばらない、基本のたたみ方をご紹介します。

増え続ける衣類。気がつけば片づけきれない衣類が増えてきて…

収納のお悩みで一番多い、衣類の収納。
いらなくなったものは捨てるか、誰かにもらってもらうにしても、上手にたためば、今の収納でも十分入るのかもしれません。

今回は、しわにならず、コンパクトにまとめるための、上手なたたみ方をご紹介します。

しわになりやすく、量も多いTシャツやシャツだけでなく、出張や旅行の時にも使える、スーツのたたみ方まで、お客様にお届けするセシールの洋服を毎日大量にたたんでいるプロに教えてもらいました。

コンパクトになりしわにもならない!Tシャツのたたみ方

夏に大活躍、一人当たりの枚数も多いTシャツは、しわになりやすく、収納に困ります。一番シンプルかつコンパクトになる方法をご紹介します。

1)後身頃を上にしてしわを伸ばし置きます。

2)えりの幅を目安にして、左右それぞれの袖を折りたたみます。

3)裾を持ち、半分に折りたたみます。

4)前身頃を上にして、よくしわを伸ばし、平らに整えれば完成です。

同じ種類のものは同じ幅でたたむ

立てて入れると、よりたくさん入ります
立てて入れると、よりたくさん入ります
えりの幅を目安にするたたみ方をご紹介しましたが、えりが狭めのTシャツの場合は、袖を折るときにえりの幅よりやや広めに折り返すようにします。
洋服ダンス衣装ケース「幅」と「深さ」にあわせて、同じ種類の服を同じサイズになるようにたたむのがきれいに収納するコツです。

また、重ねるのではなく、衣類を立てて収納すると何をしまったのかが、一目でわかり便利です。

袖はどうしたら、しわにならない? 長袖Tシャツのたたみ方

袖の扱いに困る長袖もこのたたみ方でOK!

1)半袖Tシャツと同様、後ろ身ごろを上にします。

2)袖口が反対側のえりの先に来るように折り曲げます。

3)両袖とも同じように、反対側のえりの先に袖口が来るように折りたたみます。

4)袖の先を目印にして、内側に折りたたみ、両方折りたたんだら裾をもち半分に折ります。

5)前身頃を上にして形を整えます。左右対称できれいにたためました。

型崩れさせない、カップ付きTシャツのたたみ方

カップがついている部分の立体感をどう処理してたたむか、ご説明します。
たたみ方によってカップ部分を型崩れさせず、長持ちさせられるので、ぜひ覚えておきましょう。

1)後身頃を上にして平らに整え、カップを崩さないようにカップの端ぎりぎりのところで袖を折ります。

2)カップの部分をつぶさないように、えり、すそをカップ部分に重ねないように折り返します。

3)さらに半分に折ります。

4)前身頃を上にして、形を整えます。収納するときもカップをつぶさないように気をつけましょう。

出張時にも便利!スーツのたたみ方

スーツを持ち歩くには、ガーメント(ハンガー付バッグ、スーツ収納袋)が必要と思っていませんか?
でも、何泊かするときに荷物とガーメントと両方持っていくのは結構面倒。

そんなとき、旅行鞄の中にスーツを入れてもしわにならないたたみ方をご紹介します。

ワイシャツなどのえり付き長袖シャツのたたみ方

1)前ボタンを全部止めておきます。

2)後身頃を上にして、袖をえりの先ぐらいの位置に左右とも折り曲げます。

3)袖口の位置に重なるように身頃を左右とも折り返し二つ折りにします。

4)前身頃を上にすると、きれいにたためたシャツの完成です。

たためちゃうんです。 ジャケットのたたみ方

ガーメントなしでも、上手にたたんで、しわもなし。上記でたたんだシャツをクッションに使って、たたみます。

1)片方の袖を抜き、半身を裏返すようにします。肩パッドがついている場合は肩パッドもきれいに整えます。

2)抜いてない方の袖を、裏返した袖の中に入れていきます。抜いた方の肩と抜かなかった方の肩やえり、合わせの部分も左右をきれいに合わせます。

3)最終的に三つ折りにしますが、三つ折りにするまえに先にたたんだシャツを二つ折りにしてクッション代わりに挟み込みます。えりがしわにならないように注意します。

4)えり、袖を折りたたみ、三つ折りにすれば完成です。

スカートのたたみ方。 プリーツの扱いに気をつけて

スカートは、プリーツの扱いに気をつけて。あわせてパンツを持っていく時には、パンツの余分なしわ防止のクッションにも使えます。

1)スカートにプリーツがある場合は、表に出さず中側へ折り込みます。

2)整えたプリーツを両側から折り込み、その後、二つ折りにします。

センタープレス以外の線はつけたくない、パンツのたたみ方

センタープレスの線はきちんと、それ以外の線はいれないようにしたいですね。

1)センタープレスの線を崩さないようにきれいに形を整えます。

2)たたんだスカートを真ん中に置きます。

3)スカートを包むように三つ折りにします。

4)ジャケットを上に重ねます。旅行鞄に入れるときはほかの荷物でずれたりしないように袋に入れるか、荷物の一番上に載せるとよいでしょう。

靴下はこうたためばスペースいらずで、履き口も伸びない

収納するときに靴下を同じたたみ方で揃えるととてもきれいに見えます。

その1 おにぎり型のたたみ方

おにぎり型は、どんな長さでも、ほぼ同じ大きさにまとめられること。ころんとして、かわいいですよ。

1)足口の方から三角形に折りたたんでいきます。

2)足先を口元に差し込んでおにぎり型に仕上げます。

その2 ひらたく三つ折り

一般的な靴下のたたみ方。長さの違いがわかりやすいのと、なんといっても、簡単です。

1)靴下を履き口から1/3ぐらいのところで折り返します。

2)つま先部分を折り返し、履き口から中に押し込みます。

靴下や下着は、仕切りや小物整理ケースでまとめて

せっかく同じ形にたたんでも、引き出しにばらばらに入れてしまっては、選ぶときに不便です。

取り出しやすい浅い引き出しの収納ケースを使ったり、引き出しの中に仕切り板を入れるなどして、きれいに並べてあげましょう。

これで、使いたいアイテムがさっと選べるようになります。

すっきり収納は、きれいにたたむところから

ご紹介したのは基本のたたみ方です。
でも、しわにならず、かさばりもせず、収納したときにもきれいに見えることがおわかりではないでしょうか?

Tシャツや靴下は同じ大きさにたたむことが収納時にきれいに見えるポイントです。
旅行に持っていく衣類はしわにならないことがポイント。
さあ、早速やってみてください。

(文/セシール編集部)

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