男だって、冬は寒い。 アウトドアシーン別 最強の防寒着
更新日:2021年3月22日
男性だって、冬は寒い。バッチリ防寒できてカッコよくいられるメンズの防寒を考えました。
男だって、冬は寒い。でも、あまりにも防寒優先で着ぶくれしちゃうのは、なんだか格好悪い。だからといって、薄着でがくがく、ぶるぶるしていたら、なおさら。妻にも子供にもカッコいいと言われたい。バッチリ防寒できてカッコよくいられるメンズの防寒を考えてみました。
寒さ対策!身体を温める防寒のコツ
男性でも冷えに悩む方はいます
一般的に、男性は女性より皮膚温度が高く、筋肉量の多さから熱量も高いと言われています。そのため寒さに強いというイメージですが、やっぱり個人差はあります。
また男性の趣味には、釣り、登山、バイク、自転車などアウトドアスポーツも多い。
この冬を暖かく、格好良く乗り切るために、まずは防寒の基礎から押さえましょう。
最強の防寒着 空気
最強の防寒着は「空気」。空気ほど断熱性の高い素材はありません。冬の防寒は重ね着することで衣類と衣類の間に空気を含ませます。もこもこに重ね着すると動きづらくアウトドアには不向きですが、ダウンベストなど手が自由になるけれど体幹部はしっかり温めるような衣類をうまく使って冷えを防ぎましょう。
衣類と衣類の間の空気も、防寒着
身体はお腹で暖める
体温は温かい血液が全身の血管を巡ることで保たれます。体内で血液が最も集中している場所は腹部です。内臓が集中しているため、たくさんの血液がここに集まります。
そのため、腹部を暖め、血液を温めれば、全身にあたたかさが行き渡るのです。腹部は意識して体温をキープできるようにするのが、防寒のポイントになります。
お腹をあたためると、全身が温まる
足元も見直して
首、手首、足首、この三つの首もお腹と同じく、温めることで全身が温まるポイントです。
男性の場合、首や手首は、マフラーや、手袋など防寒グッズをお持ちの方も、足元はスニーカーのままという方も多いのでは。女性のように、レッグウォーマー、ムートンブーツなど足元防寒グッズを用意されている方は少ないようです。
この冬、防寒ブーツを一足用意してみてはいかがでしょう。撥水加工されているものなら、パパ、雪かきお願い、とされても水濡れや足冷えに悩まされず、妻や子にいい所を見せられます。
女性サイズもありますから、夫婦で、冬のさりげないペアアイテムというのもステキです。
アウトドアの防寒ポイント 防風
通勤や普通の外出と異なるアウトドアの防寒。その最大のコツは防風です。風速が1m毎秒増すごとに体感温度は1度低く感じられると言われています。
冬は風が強い日も多く、自転車やバイクで冬の気温の中を走れば、体感温度はますます下がります。
冷たい風が入り込まないよう、防風機能がしっかりしている衣類を身に着けることが、アウトドアの防寒着のポイントです。
冷たい風の侵入を防ぐのがポイント
だけど、ずっしり重いのは、気が重い
男性用防寒着は、とかく重いものが多い。重厚感がかっこよかったりしますが、動き回るにはちょっとつらい。
見た目はしっかりなのに、着てみると驚くほど軽いアイテムも増えています。ずっしり重い防寒着より、気軽にはおれる、でもしっかり暖かい。そんな軽量の防寒アウターをぜひ選んでください。
男の防寒着 釣り、バイク、シーンで考える
冬のアウトドアシーンで、活躍する防寒着。シーン別に考えてみました。
釣りシーンでの防寒着
ねらう獲物や場所によって、運動量は違ってきますが、他のスポーツに比べ、汗をかくほどの身体の動きが少ない分、寒さがこたえます。
だからといって、厚手のアウターを着てしまうと、フローティングベストやライフジャケットを身に着けたときに、動きにくい。
最近は女性のアングラー(釣り人)も増えているので、やっぱりおしゃれにも気を使いたい。
そこで、インナーや裏フリースなど、見えないところでしっかりあたたかいアイテムを活用しましょう。
一番上には防風と撥水機能がついたジャケットやレインウェアを装備。ソックスもしっかりとした厚手のものを選んではいてください。
街乗りバイクの防寒着
ツーリングやレースなどなら、丈夫で風を通さない、ライダースーツがありますが、街乗りの場合、ライダースーツを着る方はあまりいません。カジュアルファッションが一般的です。とはいえバイクに乗るときの防寒着には、やっぱりなんといっても、防風性が重要。前方から風を受けて走ることを考えると、フロントファスナー部分をカバーできるタイプの方が、冷たい空気が入り込みにくいのでおススメです。
オーバーパンツをデニムの上に履くのもいいですが、降りた後の着脱は意外に面倒。そこでデニムの中に、薄手のズボン下を履けば、暖かく、着脱の必要もなし。
足元は、革のライダーブーツは意外に足が冷えやすいので、厚手の靴下や機能性靴下を履きましょう。指先も冷えるので、グローブの下にアンダーグローブや軍手も、冬のライディングをかなり楽にしてくれます。
ゴルフウェアでも、暖かく
冬のラウンドは、腕が上がれば上がるほど、走り回ることも減って、むしろ待ち時間が増える?! ゴルフ場での暑さ、寒さは上達の証かもしれませんね。とはいえ、身体が冷えてしまってはいいショットも打てない。
かといって、あまり厚着もしていられないのがコース上。機能性素材を使ったウェアで暖かく、気持ちよくラウンドできれば、スコアはますますあがるかも?
自転車、ランニングの防寒着
身体を動かすスポーツの場合、やはり機能性やこだわりを重視したい。身体を暖めるというよりも、むしろ汗冷えを避けるため、吸水性、速乾性などが重要になります。レースに参戦する時などはもちろん、専門ショップで購入したスーツで決めたい。ただし、待っている間や、休憩時間などは、身体が冷えるので、ベンチコートやオーパーパンツで風邪をひかないように気を付けてくださいね。
近ごろは、通勤にも自転車という方も増えています。オフィスで着替える場所や時間に余裕がない場合は、吸水性、速乾性のあるインナーを取り入れて見てはいかがでしょう?
子供の応援、スポーツ観戦
野球チームや、サッカーチームで頑張る息子のために、週末ごとに試合の応援。空いた時間には、キャッチボールしたり、パス練習につき合ったり、お父さんの出番も多いもの。そんなときは、アクティブに動けるように、スポーツウェアにダウンジャケット、あるいは、ベンチコート、という姿のお父さんをよく見かけます。
身体を冷やしてしまうと、いざという時に、息子にかっこいいところを見せられない。待ち時間はしっかり暖かく、動くときにはばっちり動く、かっこいい親父の背中をみせてあげてください。
かっこいい父を見せるためにも、身体を冷やさないように
冬だってかっこよく、アクティブに
いくつになっても、いつの季節でも、かっこよくありたい。世の男性は、寒さを我慢してしまいがちです。今年は、さりげなく、しっかり暖かい冬を過ごして、よりアクティブにお過ごしください。
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