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寝汗をかく、ひどい!寝汗の原因と対策を考える

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更新日:
2018年8月27日
寝汗をかく、ひどい!寝汗の原因と対策を考える

目が覚めたら、ものすごく寝汗をかいていたという経験をお持ちの方もいるのでは?
寝汗の原因ってなんでしょう?どうすれば改善できるの? 調べてみました

寝ているときに大量の汗をかいて目を覚ましたという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

夏の暑い日はもちろんのこと、冬に寝汗をかくこともあります。

どうして人は寝汗をかくのでしょう?

寝汗をかくのは寝るときの部屋の温度も原因の一つですが、睡眠中の状態や、体調などが大きく影響していると言われます。

寝汗の悩みを解消するには、なぜ寝汗をかくのかを正しく理解して、自分に合った対策をとることがポイントです。

寝汗をかく原因は一つではない

寝汗といっても、いろいろな原因が考えられます
寝汗といっても、いろいろな原因が考えられます

寝汗をかく原因は一つでなく、いろいろな理由があります。寝汗をかく主な原因を紹介していきます。

寝汗は自然な生理現象でどんな人でもかくものです

人は睡眠時に、体温を下げることで深い眠りにつこうとします。体温を下げるためにかく汗、それが寝汗です。

健康な大人で一晩にコップ約1杯ほどの寝汗をかくと言われています。つまり寝汗は、良い睡眠を得るために必要な自然な生理現象なのです。

寝汗は誰もがかくと言っても、ひどい寝汗は体によくありません。ひどい寝汗の原因は次のようなものがあります。

一晩にコップ約1~1.5杯分の汗をかきます
一晩にコップ約1~1.5杯分の汗をかきます

ストレスからのひどい寝汗

仕事だけでなく家庭でもストレスを感じる現代社会ですので、ストレスがないという人はいないと思います。

ただ、過度なストレスは自律神経を乱し、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなってしまいます。それによって、睡眠中の体温調整がうまくいかなくなりひどい寝汗をかいてしまうということがあります。

ストレスが原因になることも
ストレスが原因になることも

アルコールの飲み過ぎで寝汗

「お酒を飲んだ翌朝は寝汗がひどかった」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

お酒などのアルコール類を摂取すると、体内に有害物質である「アセトアルデヒド」が発生します。

この「アセトアルデヒド」は肝臓内の酵素により酢酸となります。その後、酢酸は水と二酸化炭素に分解され、汗や尿、呼気となって体外に排出されるため、寝汗をかいてしまうのです。

飲み過ぎはやっぱり良くない
飲み過ぎはやっぱり良くない

老化による寝汗はホルモンバランスの乱れ

人は年齢を重ねていくことで、ホルモンのバランスが崩れてきます。

こうしたホルモンバランスの乱れによるさまざまな症状が「更年期障害」と言われています。

その症状の一つとして、多汗があります。昼間と同様に夜間にも症状が起こるため、就寝中である場合は多く寝汗をかくことになります。最近は女性だけでなく男性の「更年期障害」もあり、寝汗以外にイライラや情緒不安定といった症状がみられます。

バランスを保ち続けるのは難しい
バランスを保ち続けるのは難しい

女性特有の生理前の寝汗

女性は生理前になると寝汗を多くかくことがあります
プロゲステロンの影響により、体温が0.3~0.5度上昇する(基礎体温が高温期になあるため)ためと考えられます。

ですので、生理が始まりしばらくすると症状が改善されてくることがほとんどです。

女性ならではの…
女性ならではの…

寝汗が病気のサインの可能性も

思い当たる原因もないのに寝汗がひどいといった場合は、病気の可能性も考えられます。

自律神経や、甲状腺、感染症などの病気では症状の中に寝汗が増えるものもあります。

寝汗以外にも気になる症状がある場合は、病院や診療院などで診てもらうようにしましょう。

他にも気にかかる症状がある、そんなときは病院へ
他にも気にかかる症状がある、そんなときは病院へ

ひどい寝汗が引き起こすデメリット

睡眠中に汗をかくことは体温調節という、体にとって欠かすことのできない重要な役割を担っています。しかし、大量の汗は体に悪い影響を及ぼします。

睡眠の質の低下

夜中に寝汗で目が覚めるなど、睡眠が浅いだけでなく、睡眠が中断されてしまうので、当然のことながら睡眠の質が低下して、寝不足になってしまいます。

睡眠の質がさがると元気が出ません
睡眠の質がさがると元気が出ません

体臭が気になる

汗をかくと当然汗臭くなります。

寝汗がひどいと朝起きた時点で汗臭い状態です。朝シャワーを浴びる時間がないときなどは、一日中体臭が気になってしまいます。

汗臭いといわれるのはつらい
汗臭いといわれるのはつらい

ひどい寝汗を防ぐための対策

ひどい寝汗を押さえて、快適な睡眠を手に入れるには?
ひどい寝汗を押さえて、快適な睡眠を手に入れるには?

寝室の室温や寝るときの服装、寝具を替えるだけでも寝汗を防止することができます。
ちょっとした工夫で余分な寝汗を防いで、快適な睡眠を手に入れてください。

寝室の環境を整える

寝る部屋の環境が悪いと寝汗をかきやすい状態になるので、まずは、寝室の環境を整えましょう。

暑いからとエアコンなどで室内の温度を一定にしている人に試してもらいたいのが除湿機です。

また、寝汗は気温だけでなく、湿度の影響も大きいので、除湿機を使うと効果的です。
冷房と除湿を使い分けて、快適な睡眠を目指しましょう。

湿度は快適さに大きく影響するんです
湿度は快適さに大きく影響するんです

吸湿性の良いパジャマを着る

寝汗対策にパジャマはとても重要です。

吸湿性の良いパジャマで寝ることで、多少汗をかいても気にせずに眠ることができます。吸湿性の悪いパジャマだとコップ1杯程度の健康時の普通の量の寝汗を吸収することができずに、夜中に目を覚ますこともあります。

シルクや綿のパジャマなど、天然素材のものは、吸湿性が高くおすすめです。
また、吸汗・速乾性に優れた機能素材を使用したパジャマなら、汗をかいてもさらっとドライに保ち、暑い夜も快適に過ごせます。

速乾性のシーツにする

快適な眠りのためには、かいた寝汗の蒸発を促すことです。そのためには、夏の暑い季節は、「速乾」機能つきシーツがおすすめ。

さらに「汗消臭」機能もついた夏の寝汗対策におすすめのシーツは、気になる汗の臭いを消臭するからさわやかにお使いいただけます。

水枕などで一時的に体温を下げる

人は眠る時に体温を下げようとするので、眠りにつくときには汗をかくのが普通です。このときの汗は、体温を下げる体の働きを、寝具などで補助してあげることで軽減が見込まれます。

枕など寝具をひんやり感のある素材のものにするのがおすすめです。

特におすすめなのが、ひんやり感がクセになり、暑い日が続く夏には手放せない抱き枕。寝室、リビングなど手軽に持ち運べるあなたの夏のパートナーとなること間違いなし!?です。

寝る前にコップ1杯の水を飲む

寝汗をかく人は、汗を抑えようとして寝る前の水分を控えたりします。

しかし、あまり水分を控えるとベタベタとした汗をかくことがあります。ベタつく汗は蒸発しにくく肌にまとわり付くので、睡眠の妨げになります。寝る前にコップ1杯分の水を飲むだけで、汗がベタつかず蒸発も早くなるので、寝汗が気にならなくなることもあります。

また発汗すると水分と同時にミネラルも失われるため、寝る前に薄めたスポーツドリンク等を摂取し、起床後も水分とミネラルを補うために同様に摂ることが大切です。

ミネラルが不足すると熱中症や足がつる原因にもなります。

お休み前のいっぱいで、さらっと汗に
お休み前のいっぱいで、さらっと汗に

ストレスを溜めないようにする

寝汗対策として一番重要なのは、ストレスを取り除くことです。

とは言ってもストレスをゼロにすることはできません。寝るときのストレスを軽減するのに効果的なのは入浴です。

お風呂にゆっくり浸かることで、自律神経が安定してリラックスできます。体温調節もスムーズに行えるので、入眠時間も短くなります。

お風呂でリラックスタイムを
お風呂でリラックスタイムを

生活のリズムを整える

毎日の生活リズムが安定していないと、体内時計が狂ってしまい自律神経が安定しにくくなってしまいます。その結果、睡眠の質が低下してしまいます。

毎日寝る時間や食事時間が違うという人や、休みの日は寝だめで昼まで寝ているといった人は、できる限り同じ時間になるようにして、毎日の生活リズムを整えましょう。

体内時計が正確になるだけでなく、生活のリズムが安定してくると、ストレスが溜まりにくくなるという効果もあります。

規則正しい生活が良いようです
規則正しい生活が良いようです

自律神経を整えるセルフケア

自然なリズムを取り戻す
自然なリズムを取り戻す

寝汗だけでなく、内臓や血管の働きをコントロールしている自律神経が乱れると身体も心も不調になります。
そこで自分でもできる、自律神経を整えるツボと刺激の仕方をお教えします。

指先から身体のリズムを整える 爪もみ

手の井穴(セイケツ)というツボで、指の爪の付け根のラインと、爪のサイドのラインが垂直に交わる交点を取ります。

この部分を楊枝の背の部分などを使って10秒程度、少し痛いかな、くらいの強さで押します。
これを、親指から、10本の指全部を順にやっていきます。薬指は交感神経を活性化させるので、やる気をアップさせたりします。しかし、交感神経が過度に働いている人(緊張している人、頑張りすぎている人など)はあまり刺激しないほうが良い、という説もありますので、不安を感じるなら避けてもよいです。

これを一日に3回程が目安です。揉めばもむほど効果があるわけではないので、やりすぎないことも大切です。

※やってみて気分が悪くなったりした場合はすぐに中止してください。また、症状が強い場合は診療院などで診てもらいましょう。

自律神経を整えてくれる井穴
自律神経を整えてくれる井穴

適度な寝汗で、健康的に迎える朝を

気になる寝汗を改善して、気持ちよく朝を迎えましょう
気になる寝汗を改善して、気持ちよく朝を迎えましょう

適度な寝汗はすべての人がかいているので、気にする必要はありません。

ちょっと不快だなと感じたら、寝室や寝具などを工夫して環境を整えてみましょう。

ただ、ひどい寝汗が続くと言う人は病気の可能性もありますので、早めに病院で一度診てもらってくださいね。

※記事内容については 丞心堂鍼灸院 副院長 土﨑 彩貴 先生に監修いただきました。

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