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ブラインドかカーテンかだけじゃない 私らしいおしゃれな窓辺

更新日:2020年4月2日

ブラインドかカーテンかだけじゃない 私らしいおしゃれな窓辺

あなたはカーテン派? ブラインド派? 部屋の印象を左右するウィンドウトリートメントの選び方やお手入れ術を解説します。

窓辺を飾るアイテムにカーテンを選ぶ人は多いのですが、ブラインドやロールスクリーンもデザインが豊富で人気です。見た目だけでなく機能性の高いアイテムも続々登場。せっかくなら「自分の空間」を居心地よくデザインしたいですよね。インテリアの印象はもちろん、部屋の快適性からも、どう選ぶと良いのか、ご紹介します!

ブラインドを選ぶか? カーテンを選ぶか?

部屋の窓を飾るインテリアアイテム、あなたはブラインドとカーテンのどちらを選んでいますか? 今のチョイスに満足していますか?
部屋の窓を飾るインテリアアイテム、あなたはブラインドとカーテンのどちらを選んでいますか? 今のチョイスに満足していますか?

窓を飾るアイテムをブラインドにするか、カーテンにするか、悩んでいませんか? 外からの目隠しというだけでなく、部屋でくつろぐときや睡眠時の快適性、インテリアとしてのデザイン性など、どう選べば失敗しないでしょうか。

ブラインドとカーテン、まずはそれぞれのメリット、デメリットから見ていきましょう。

カーテンのメリット・デメリット

まずは、カーテンについて。多くの家庭で使われ、なじみのあるカーテンの一番のメリットは、扱いやすさにあります。

現在は、国産メーカーの多くのカーテンは家庭で洗濯が可能。レールから外すだけで手軽に洗濯できるので、ダニやハウスダストが気になるかたも、清潔を保ちやすいことが特徴です。

さらにカーテンの中には、リーズナブルな価格で窓のサイズに合うものをオーダーできる店舗もあります。
部屋のテーマ次第で、アレンジを気軽にできることもメリットだと言えますね。

特殊な織り方やコーティングによってUVカット加工や断熱の機能を持たせたカーテンもあり、自分のライフスタイルに合わせた選び方ができます。

デメリットとしては、カーテンを開けているときは、窓の両側にカーテンのヒダがまとまるため、窓が少し狭く感じること。カーテンを閉め切るとプライバシーを保てますが、布で遮るということは、風の通りが悪くなるとも言えます。

くわえて、多くが布製のためキッチンや洗面所などの水回りの窓で使うと、湿気や水はねでカビが生えてしまうこともあります。

ブラインドのメリット・デメリット

次に、ブラインドについてです。オフィスやカフェなどで見かけるブラインドを自宅で取り入れたいと考える人も増えています。

ブラインドのメリットは、一台でカーテンのドレープとレースの二役ができること。外からの視線と光の調整がブラインドだけでできるのです。

また窓の形状におさまるため、窓まわりがすっきりすることもメリット。羽を動かすだけで光や視線、風を調整させるので、カーテンのように開けるたびに窓の両側にボリュームを感じることはありません。

さらに、ブラインドはアルミ素材が使われることが多く、キッチンや洗面所などの水回りの窓にもピッタリ。木製、ファブリック製のブラインドもあり、洋室だけでなく和室と合わせやすいデザインもあります。

考えられるデメリットは、羽根を閉じても、カーテンに比べて隙間が完全に埋まらないため、光や音が漏れやすい点です。

またカーテンのような柔軟性がないため、風が吹いてブラインドが窓枠などに当たると、その音が気になる人もいるかもしれません。

お手入れ面は、羽根1枚1枚にたまったほこりをふき取る必要があるのでやや手間がかかります。ですが、洗濯できるカーテンでも洗うたびにカーテンフックをつけ直す必要があるので、手間という点では、あまり変わらないとも言えます。

ロールスクリーンという選択肢も

ブラインド、カーテン以外にもう一つ、ロールスクリーンという選択肢もあります。コードを使ってロール状の布を上下させるアイテムです。

ロールスクリーンのメリットは、コンパクトに設置できること。シンプルな見た目で、布地を巻きとると10センチぐらいに収まります。窓まわりをごちゃごちゃさせたくない人には、ロールスクリーンで飾ることもおすすめです。

ただし、ロールスクリーンの遮光性・遮音性はカーテンほど期待できません。
構造上どうしても上下や左右から光がもれることや、布の厚さは巻き取れる厚さに抑える必要があります。

また、開けてしまうと外からの視線を遮ることはできないので、曇りガラスの窓や、直接道路に面していない窓など、使う場所を考える必要があります。

ブラインドもカーテンも一緒に使うというおしゃれインテリアも

カーテンにするかブラインドにするか、メリットとデメリットを知ってもまだ迷うという方もいるかもしれません。

実は、ブラインドとカーテンの「いいとこ取り」をして、一緒に使うというインテリア術もあるんです。

たとえば、窓枠に合わせてブラインドを設置して、部屋側にレースのカーテンやデザイン性のあるカーテンを選ぶ。

その日の気分に合わせて、ブラインドを調節しレース越しの明るさを変えて部屋の表情を変えてみたり、カーテンを開けてスタイリッシュに、あるいはカーテンを閉じて、柔らかな印象に部屋のテイストを変えたりして楽しむことができます。

両方のいいとこ取りもおしゃれ
両方のいいとこ取りもおしゃれ

遮光性、断熱性機能面で比較 ブラインドVSカーテン

ブラインドとカーテンのそれぞれの機能について、遮光性と断熱性でも比較してみましょう。

遮光性が高ければ光を通しづらく、外から室内を確認しづらくなります。
ブラインドの場合、アルミ、木製の羽根であれば、閉じることで室内を確認しづらくします。布製の場合も遮光性能の高いものであれば、同様です。
カーテンも、遮光性能ランクの高い布地は、夜でも外からの視線を遮ることが可能。レースカーテンも、編み込む糸によってプライバシーを保てるミラーレースを選ぶと、日中の外からの視線を遮れます。
ただし、どちらも窓枠の隙間などから室内の灯りが漏れることはあります。

次に断熱性です。
結論からいうと、断熱性を求めるならカーテンがおすすめです。外気に触れる窓際は、夏場は室温が上がりやすく、冬場は低くなりやすい場所。カーテンは窓ガラスと室内との間に空気の層を作ってくれます。裏地付きカーテンや表地と裏地の間に中綿を挟んだタイプなど、空気層を二重にしたカーテンは、より断熱性に優れています。

断熱性、遮光性を考えられたブラインドもあります

断熱性では一般的にはカーテンの方がおすすめですが、実はブラインドにも、さまざまな機能を持たせたものがあります

セシールのTOSO熱を伝えにくい遮熱ブラインドは、スラットに熱を反射する遮熱コート加工しています。そのためスラットに熱がこもりにくく、遮熱効果が期待できます。

スラットが回転して日差しを調節、同時にプライバシーも保ちます。すっきりした印象の室内にしたい方にはおすすめのアイテムです!

調光なら、ブラインドにお任せ

ブラインドは、一枚一枚の羽根が集まっているので、羽根の傾きを調節することで調光ができます

布一枚のカーテンでは微妙な調光はできません。陽当たりのいい窓ならブラインドをつけてみるのもいいでしょう。羽根の隙間からシャープに光が射し、照明を使わず自然の光で部屋の印象を変えることもできます。

セシールからはブラインドとロールスクリーンの特徴を組み合わせた調光ロールスクリーン(チェーン式)も出ています。和洋どちらにも合わせやすいデザインなので、おすすめです。

ブラインドも種類豊富に

ブラインドは、オフィスや病院などで使われる場合、白やオフホワイトなどシンプルな雰囲気になっています。

しかし実は、家庭用のブラインドは、カラー展開はもちろん素材やサイズ、インテリアや用途に合わせたさまざまな商品があるので、部屋の利用目的や間取りによっては、カーテンよりブラインドを使うほうがいいこともあります。どんな種類があるのか、チェックしてみましょう。

お部屋のカラーに合わせて、色や素材も豊富に

ブラインドは、部屋のイメージに合わせてカラーや素材を選んでみましょう。

アルミ素材のブラインドは、素材の軽快さに加えて羽根の幅がさほど広くないことも特徴。圧迫感なく部屋を飾ることができます。明るいトーンのカラーを選んでも、ダークカラーのブラインドでもすっきりした印象を与えてくれます。

リビングなどはベージュやブラウンやグリーン系だと落ち着いた雰囲気に。
ワンルームマンションでは濃色を使うと狭く感じるので、淡い色がおすすめです。

アルミだけではない、木製などお部屋の雰囲気に合わせた素材も人気

アルミ素材のブラインドがすっきりした印象になるのに対して、木製のブラインドは木の持つ柔らかさを感じさせる雰囲気が人気です。

木の温もりが感じられ、家具やフローリングとの組み合わせで、統一感と広がりを感じさせます。羽根幅の広さからは高級感も漂うので、リビングや寝室、お客様と過ごす部屋、くつろぎのお部屋にぴったり。

セシールの「羽根幅が広い木製ブラインド」は、木製の前飾り(バランス)をヘッドボックスの前に取り付けることでよりナチュラルな雰囲気になりますよ。

縦型や、レース、布素材のブラインドも

ブラインドというと、水平なアルミの羽根が連なっているイメージですが、素材にレースなどの布を使った柔らかい雰囲気のものもあります。光が柔らかく通り、腰高窓や小窓のアクセントに使うと部屋に温かみを感じられます。

また、垂直に羽根が連なる縦型のバーチカルブラインドも人気。シャープな雰囲気にしたいときや、掃き出し窓に設置したい場合は縦型のブラインドがおすすめです。

縦型のブラインドも人気
縦型のブラインドも人気

和室やキッチン、小窓にも、幅や長さもバリエーション豊富に

ブラインドの素材はさまざまで、和室に合わせやすいデザインのものもあり、障子ではなくブラインドを使った和モダンの演出が可能です。羽根の調節で障子よりも調光を楽しむことができ、人気です。

アルミ素材ならキッチンや水回りでも使いやすく、腰高の小窓を飾る場合もサイズ調節が可能なので使いやすいアイテムです。

直線的なスッキリしたデザインだからこそ、部屋のアクセントとしても使いやすいといえそうです。

ブラインドのお悩み「取り付け」 カーテンレールに付けけられるタイプも

多くの場合、窓枠にはカーテンレールが設置されているので、カーテンの取り付けは簡単。でも、ブラインドの取り付けとなると、面倒なんじゃないかと心配になりますよね。
実は、ブラインドは意外と簡単に設置できるようになっているんですよ!

正面付けも、天井付けも可能に

ブラインドの設置には「正面付け」と「天付け」があります。
天井付けは窓枠の内側にすっきり収まる付け方、正面付けは窓を覆うように取り付ける方法です。

部屋をすっきり見せたい、窓枠に額縁がある、窓際に家具を置きたいなどの場合は、天井付けがおすすめ。窓枠にすっぽり収まるので、家具と接触せずおしゃれな窓枠も見せながらスッキリした窓辺になります。廊下などの幅が狭い場所の窓も、天井付けなら通行の邪魔になりません。

正面付けは、光漏れを少なくしたい、窓を大きく見せたい場合におすすめの設置方法。遮光性が欲しいなら、窓枠より5~10センチほど大きめのブラインドにして光漏れを少なくします。壁の下地の様子にもよりますが、窓よりも高い位置からブラインドを取り付けると、窓を大きく見せてくれます。

用途に合わせて、サイズをきちんと測りましょう
用途に合わせて、サイズをきちんと測りましょう

カーテンレールに取り付けられるタイプも

賃貸だから壁や窓枠に穴を開けるのは…と、ブラインドを諦めている人に朗報!

ブラインドの中には、すでに設置してあるカーテンレールに取り付けられるものもあるんです。

ブラインドを選ぶときに「カーテンレールに取り付け可」の商品を選べば、カーテンレールに取り付ける際に必要な部品が入っています。

ただし、カーテンレールは一般的な「C型」や「角型」と呼ばれるシンプルなタイプに限ります。装飾性のあるレールには取り付けられないので確認しましょう。

ブラインドのお悩み「掃除」「洗濯」

意外と簡単にできたブラインドの取り付け。理想のインテリアが完成したら…、清潔にキープするために必要なお手入れ方法を見て行いきましょう。

ブラインドの掃除のポイントは、埃をため込まないこと。埃がついたまま放置していると、空気中の汚れが埃に付着して汚れてしまいます。

掃除機にブラシ付きのアタッチメントがついてるタイプなら、狭い隙間にブラシを入り込ませて埃を吸い取ります。羽根に沿って丁寧に横に動かすといいでしょう。100均の刷毛でも代用できます。埃を払い落としながら掃除機で吸い取ればOKです。

掃除機を使えない場合は、乾いた布で埃を払い落とします。一気に手早くしてしまおうとすると、羽根を傷めるので丁寧に行いましょう。

汚れをため込んでしまった、丸洗いをしたい場合は、お風呂場などの広くて水が使える場所で洗いましょう。ブラインドを取り外したら、スポンジに中性洗剤を含ませて優しく水をかけながら洗います。その際、ヘッドボックスに水を入れないこと、ブラインド本体を落とさないように注意してください。

カーテンよりも掃除が面倒そう? アイデアグッズもあります

「一枚ずつ羽根の埃をとる掃除なんて面倒」と思う人もいるでしょうが、ブラインド掃除用の便利なアイテムもあります。ブラインドの羽根を複数枚挟み込み、水平に動かす専用のクリーナーやブラシは、埃を落とすのに便利!

家にあるものでもアイデア次第で掃除をラクにしてくれます。
乾いた軍手をはめ、指でブラインドの羽根を一枚ずつ挟んで水平に動かせば、複数枚ずつの羽根の埃を簡単に落とせます。汚れ落としは、住居用洗剤を薄めた水で。ビニール手袋をはめたうえに、洗剤液に浸して絞った軍手を重ね、指でブラインドの羽根を挟んで動かします。

カーテンのように「洗濯は天気のいい日を選んで」と気にしなくていいので、気持ちもラクですよ!

乾いた軍手で一気にホコリ取り
乾いた軍手で一気にホコリ取り

フッ素加工で、汚れに強いブラインドも

埃をためたままにすると汚れも付着しやすくなります。掃除の手間を省くために、フッ素コート加工をしたブラインドを選ぶのも一つの方法。

乾いた布で軽くぬぐうだけで汚れを落としやすいことが特徴です。キッチンなど油を使う場所や、家族にたばこを吸う人がいる家庭では、汚れがつきやすいので、掃除しやすいブラインドは嬉しいですね。

ブラインドのお悩み「閉まらない」「止まらない」

ブラインドユーザーのお気に入りのウィンドウトリートメントも、動きがスムーズでないとストレスを感じるもの。ブラインドを使っている人たちのお困りごとにはどんなものがあるでしょう?

多いのが「ブラインドが閉まらない(下がらない)」「ブラインドが止まらない」の二つ。自分で直すことはできるのでしょうか?

ブラインドが閉まらない(下がらない)原因として考えられるのは、次の二つ。

ストッパーが固定されている
昇降コードを強く引いたことが原因で、一時的にストッパーが固定されてしまうことがあります。その場合は、昇降コードを中央に向けて斜めに引いてみるなどして、ストッパーを解除しましょう。

昇降コードが絡んでいる、切れかけている(または切れている)
ブラインドを上げたときに、昇降コードが絡んで下がらなくなることがあります。その場合は、コードをとめている本体を外して直しましょう。昇降コードの結び目をほどき、絡んでいるところを直したら、昇降コードを揃えたのち、結び目を作ってコードをとめ、本体に固定します。
昇降コードが切れかけていたり切れている場合には、交換が必要です。切れてしまうと修理も難しくなるので、早めに交換しましょう。

またブラインドが止めたい高さで止まらなくて困ったときも、下げる途中で昇降コードの紐を右斜めか左斜めのどちらかに引っ張ってみましょう。
操作のたびに止まりにくくなっているなら、昇降コードの紐が劣化しているのかもしれません。切れないうちに、早めの交換をおすすめします。

ブラインドでも、カーテンでも、あなたらしい個性的な窓辺に

ブラインド、カーテン、それぞれのメリットを知ってライフスタイルに合うウィンドウトリートメントを楽しみましょう!
ブラインド、カーテン、それぞれのメリットを知ってライフスタイルに合うウィンドウトリートメントを楽しみましょう!

いかがでしたか?
ウィンドウトリートメントも、ブラインドとカーテンの特徴やお手入れ方法を知っていると選択の幅が広がります。セシールのカタログにも、いろんな特長を持つブラインドが並んでいますよ!
お部屋の利用シーンやそれぞれのライフスタイルに合わせ、なにを優先させたいのか考えながら、自由に選んでみてくださいね!

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