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浴衣講座

お祭り、花火…日本の夏にこそ袖を通したくなるのが浴衣。自分でできる浴衣の着方、帯の結び方など役立つ情報をご紹介。

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浴衣のはじまり…

入浴した後に着る湯上り着として、素肌に湯帷子(ゆかたびら)を着用したのが浴衣のはじまり。
これが浴衣という字をあてて『ゆかた』になった。とされています。
江戸時代に入り、銭湯風呂が盛んになると、ゆかたは一気に庶民に広がり、真夏の着物として外出時にも着用されるようになり、現在の「浴衣」へと続いています。

着付けの前に準備するもの

当日あわてないよう、足りないものは事前に揃えておきましょう。

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浴衣の着方

浴衣は、布を直線に裁って縫い合わせているので、その着方も洋服とは勝手が違います。
でも、コツをおさえれば一人でも大丈夫!わかりやすく解説していきます。
各部名称
まずは、ポイントとなる名称をチェック!浴衣の着付け時に知っていると、とても重宝します。
浴衣(ゆかた)の各部名称
基本の着付け
浴衣の着付けは着物の着付けの基本。ポイントをおさえてひとつひとつ覚えていきましょう。
左右の共衿を持って、
背中心の真ん中に合わ
せる。着丈はくるぶし
が隠れる程度の位置に
決める。
決めた長さを崩さない
ように、上前を広げ、
下前の褄先は床から10
cmくらい引き上げる。
上前の褄先は床から5
~6cm上げる。余分
な着物はタックを取っ
て、シワが出ないよう
にする。
腰骨の2~3cm上に腰
ひもを結ぶ。ひもは脇
で結んで、ひも先は腰
ひもにはさみ込む。
身八つ口から両手を入
れて、おはしょりをお
ろし整える。衣紋をこ
ぶしひとつ入るくらい
抜き、のどのくぼみの
位置で衿合わせをする。
胸ひもをアンダーバス
トより2~3cm下に結
び、余分なシワを両脇
に始末する。腰ひもの
上に帯板または伊達締
めを付けて出来上がり。

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帯の結び方

帯結びの基本「文庫結び」から、「片蝶結び」「しだれ桜」などのアレンジまで。
自分好みの帯結びをマスターしましょう。
文庫結びの完成形
はじめての人でも簡単にできる、帯結びの基本形。
て先を半分に折り、
からだの中心から
40cmのところを
持ちます。
て先が上になるよう、
二巻きし、帯の下線
を持ってギュッと締
めます。
たれを脇から三角形
に折り上げます。
て先が上にくるよう、
帯の上線の位置で結
びます。
帯の結び目の位置で、
たれを広げます。
結び目から羽根を反対
側に返します。
余ったたれ先を内側
に折り込んで、羽根
を作ります。
羽根の中心に、W字
型のひだ「中山ひだ」
を作ります。ひだの
凸凹は同じ幅にする
ときれい。
羽根の中央を握り、帯
の結び目の下からて先
を1回通し、羽根と結
び目をて先でしっかり
と巻きつけます。
巻いたて先を帯の中
に入れ込みます。帯
の上線で結び目を隠
すようにすると崩れ
にくくきれいです。
羽根の左右の長さと
ひだを整えてから、
結び目と帯の後ろ下
を持って、時計回り
に回します。
羽根の形をきれいに
整えて完成!
片蝶結びの完成形
動きにつれて揺れるたれ先が愛らしい帯結びです。
て先を半分に折り
からだの中心から
40cmのところを
持ちます。
て先が上になるよう
二巻きし、帯の下線
を持ってギュッと締
めます。
二巻き目を巻く時、
帯の後ろを中心から
上へ折り上げます。
たれを脇から三角形
に折り上げます。
て先が上にくるよう
帯の上線の位置で結
びます。
帯の結び目の位置で、
たれを広げます。
結び目から羽根を反
対側に返します。
たれ先を折り返して
羽根を作ります。
(図のように、長さ
の比率が1:2:3に
なるように)
羽根の中心に、W字
型のひだ「中山ひだ」
を作り、て先を結び
目の下から上へくぐ
らせます。
手先の余っている部分
を手前に巻き上げ、帯
の中に入れ込みます。
帯の上線で結び目を隠
すようにすると崩れに
くくきれいです。
羽根を整え、リバー
シブルの場合はたれ
先を裏返します。
結び目と帯の後ろ下
を持って、時計まわ
りに回すと、愛らし
い片蝶結びのできあ
がり!
しだれ桜の完成形
ゆかたのほか、小紋や紬にも似合う、
幅広い年代に向くおしゃれな帯結びです。
て先を半分に折り、
からだの中心から
35cm位のところ
を持ちます。
帯を二巻きし、帯の
下線を持ってギュッ
と締めます。
たれが上になるよう、
て先とたれを交差し
ます。
たれが上にくるよう、
結びます。
帯の上線のところで
先を引き抜くように
ひと結びします。
左右の羽根をしっか
りと結びます。
左右の羽根をきれい
に広げます。
余ったたれ先を折り
曲げ、お太鼓の部分
を作ります。
お太鼓の折り山に帯
揚げを通します。
帯揚げを羽根の上に
当てて、からだの後
ろで仮結びし、羽根
のお太鼓をきれいに
整えます。
結び目と帯の後ろ下
を持って、時計回り
に回してから帯揚げ
を整えます。
あまり見せないほう
が涼しげです。
幅広い年代に向くし
だれ桜。ヒップライ
ンもカバーしてくれ
ます。

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浴衣のたたみ方

たたみ方も一度覚えてしまえば簡単です。
広い場所でゆかたを広げ脇縫いに
合わせて下前を折り返す。
折り返した下前の上に上前のおくみを
重ねる。次に左の脇縫いの部分を両手で持ち右の脇縫いに合わせる。
この時、左には袖付けの所で向こう側へ
折り返しておく。
右袖を身頃の下側に折る。
丈を二つに折って出来上がり。

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浴衣のマナー Q_A

浴衣でのお出かけ、どこまでならOK?
浴衣は真夏に着る、いわば普段着のようなもの。最近は、花火大会や夏祭りだけでなく、野外コンサートやスポーツ観戦でも浴衣姿を見かけるようになりました。ですが、素足に下駄が基本なために、あらたまった雰囲気のレストランや劇場、コンサート会場、美術館、ホテルなどには向きません。
アクセサリーは、どんなものをつけたらいいの?
腕時計やブレス、リングなどは普段使いでOK。ネックレスは外した方がいいでしょう。
ピアスも、小さいものならOK。
和物のヘアアクセサリー(かんざし・コサージュなど)は浴衣によく似合い、おすすめです。
浴衣での美しい歩き方は?
浴衣を着たら、まずはおへそに力を入れて、背筋をピンとのばして姿勢良く。
歩くときはあまり大股で歩かないこと。右手を自然に下ろして、上前を少しつまんで歩くと、
前もはだけず美しくみえます。
足の親指に力を入れ、少し内股気味に、下駄の前の方に重心をかけながら歩くことがポイントです。
いすに座る時着、くずれしないポイントは?
いすに座る場合には、帯をつぶさないよう、背筋を伸ばして浅く腰掛けるように心がけましょう。
座っているときも右手は上前に当てて、左手で裾周りや膝の裏を気遣ってシワにならないように
気をつけます。
浴衣でのお出かけ、持っていると便利なものは?
・バンドエイド(下駄の応急処置に。)
・ハンカチやミニタオル(帯のゆるみや浴衣を汚したときの応急処置に。)
・安全ピン(下前が下がった時の応急処置に。)
脇縫い目を折るおくみつけを折る 上前のおくみを下前に合わせる左の脇縫い 左袖つけを折る折る左脇を右脇に重ねる 浴衣のはじまり・・・ 浴衣の着方 帯の結び方 後身頃 褄先 上前(うわまえ) 衽(おくみ) 褄下(つました) 衽線(おくみせん) 衿先 下前(したまえ) 衽(おくみ) 衽線(おくみせん) 衿 袖 身八つ口(みやつぐち) 袖口 共衿 裄 背縫い 衣紋(えもん) 着付けの前に準備するもの 上前 下前 文庫結び 完成形 片蝶結び 完成形 しだれ桜 完成形 たれ て先 て先たれ て先 たれ たれて先 たれて先

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