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お米や野菜の保存方法、しっかりおさえて、お買い物上手になろう

更新日:2016年4月19日

お米や野菜の保存方法、しっかりおさえて、お買い物上手になろう

お米もお野菜も、上手に保存すればおいしさ長持ち。週末のまとめ買いも後悔しません。

買い物は休日にまとめて、という人も多いと思います。

でもせっかく買ったものもきちんと保存しなかったために、使おうと思ったら傷んでいた!という経験は誰しもしたことがあるのでは。

食品の保存にはコツがあります。保存方法を学んで、まとめ買いした食品を、おいしくムダなく食べきりましょう。

これが定番、お米の保存法

間違った保存法ではせっかくのお米の味を落としてしまいます。

お米は息をしています。米袋をよく見ると小さな穴が空いているのはそのためです。

じゃあ存分に息をしてもらえばいいのかというと、空気にさらされすぎるとお米に付いているヌカが酸化してまずくなります。

また、高温多湿な環境はカビや虫の発生を招きます。

一番ダメなのは買ってきた袋のまま、口を縛っただけで常温に置くような保存。シンク下に置いたりしたら最悪です(良くやりがちではありますが)。お米はにおいも吸着しやすいのです。

では、どう保存すればよいのでしょう?

生米の保存法は温度を考える

高温多湿を嫌う生米にとって、冷蔵庫はよい状態をキープしてくれます。

ただし乾燥しすぎるので、密閉容器に入れることをオススメします。
きれいに洗って、乾燥させたペットボトルを利用すると便利です。ドアポケットに立てることもできます。

2Lサイズのペットボトルだとたくさん入りますが置く場所の確保が大変ですから、500mlサイズ数本を利用するとスキマにも入れられますね。

ペットボトルを再利用
ペットボトルを再利用

米びつは清潔をキープ

炊きたい量をボタンで押すと必要量が出てくるような米びつを使っているご家庭も多いでしょう。

こちらは常温保存になるので、できるだけ火から遠く、風通しが良く、湿気のない場所に設置しましょう。

避けたいのはお米を継ぎ足すこと。

入れたお米が少なくなったら全部使い切り、中を洗ってきちんと乾燥させます。

そのまま継ぎ足しながら使っていると、内部には古いお米のヌカやカスが残っており、そこから虫が発生してしまいます。

古いお米のカスやヌカが虫を呼んじゃいます
古いお米のカスやヌカが虫を呼んじゃいます

炊いた後のご飯の保存方法は?

炊いた米飯はどのように保存していますか?

炊飯器の保温では、24時間以内に食べきるのが目安です。それ以上保温していると色が黄ばみ、臭みが出ます。

炊いた米飯は冷凍保存が一番!あら熱を取った後、1食分をラップで包み、さらに冷凍保存用チャック袋に入れて冷凍庫へ。

食べるときは電子レンジで解凍するとおいしくいただけます。

冷蔵庫での保存は、密閉容器に入れて1日くらいなら良いのですが、実は冷蔵庫の温度は、でんぷんの老化が進みやすい温度でもあります。
おいしくいただくためには、冷凍保存の方がおすすめです。

ごはんの保存はやっぱり、冷凍がおすすめ
ごはんの保存はやっぱり、冷凍がおすすめ

野菜別保存方法を考える!

野菜も保存次第で長持ちします。ちょっとの手間で傷むことなく長く食べられるので、ぜひお試しください。

まずは大根、じゃがいも、人参、しょうがなどの根菜類の保存方法から。

大根の保存方法は切り口をしっかりガード

大根は葉がついていたら、葉が養分を吸ってしまうので、切り落として。大根はみずみずしさがポイント。濡らした新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室に保存します。

切り口から乾燥してくるので、しっかり新聞紙またはラップをかぶせて乾燥を防ぎましょう。

大根おろしを良く使うなら、おろして水分を切った状態でチャック付きの袋に入れ、冷凍保存します(冷蔵ではすぐ悪くなってしまいます)。

水分キープに気を使って
水分キープに気を使って

じゃがいもは、芽をチェック

じゃがいもは常温保存で大丈夫です。ただしだんだん乾燥していくので、数個ずつを、新聞紙でくるむなどしておけばよいでしょう。また、芽が出るとしぼんでいくので、芽が出たら手でむしっておくと長持ちします。

じゃがいもを冷蔵庫で保存すると、でんぷんが冷蔵庫の温度で、一部が糖に変わり、これを高温加熱すると、発がん性を持つアクリルアミドという化学物質ができるという報告もあります。

じゃがいもは常温で保存しましょう。

常温で、芽をチェック
常温で、芽をチェック

人参は冬は常温、その他の季節は冷蔵庫で

人参は冬なら常温保存、その他の季節は冷蔵庫の野菜室に入れます。全体を新聞紙でくるむと乾燥が防げます。

カットしておいたものをチャック付きの袋に入れて冷凍保存しても使えます。

グラッセにして冷凍すれば、そのままお弁当に
グラッセにして冷凍すれば、そのままお弁当に

しょうがは使いたい形にして冷凍保存

しょうがは冷凍保存できます。

スプーンなどで皮を剥いて、スライスしてチャック付きの袋に入れ冷凍庫へ。
あるいは、みじん切りやすり下ろした状態で冷凍しても良いですね。

ラップに板状にしてラップでくるんで冷凍し、使うときには折って使うのも便利です。すり下ろしにはフードプロセッサを使うと早くできます。

すぐに使えるような形で冷凍する
すぐに使えるような形で冷凍する

日持ちのしない葉もの、茎もの野菜の保存方法

根菜とくらべ日持ちしない、葉もの、茎ものの野菜ですが、長持ちさせる方法もあります。

ほうれん草は、葉ものの基本、乾燥を防ぎたてておく

葉物の基本保存法は根を下にして「立てる」こと
湿らせた新聞紙でくるみ、できれば立たせて冷蔵保存します。

またはゆでて水をしっかり切って、1回分ずつを切り分けてラップにくるんだものをチャック付きの袋に入れて冷凍保存すれば、そのままお味噌汁に、あるいは解凍して余分な水気をきっていためたりと便利に使えます。

葉ものはたてて、は基本です
葉ものはたてて、は基本です

お弁当のすきまに最適、ブロッコリーの保存方法

ブロッコリーの保存方法は、買ってきたらすぐにゆでて保存が一番です。

細かく切り分けて蒸すかゆでるかして、良く水を切ります。その後、密閉容器かチャック付きの袋へ入れて冷蔵庫か冷凍庫へ。

冷蔵の場合は数日で使い切らないとすぐに傷みます。

冷凍は保存が利きますが、食感が変わってしまうので、歯ざわりがほしい炒め物には向いていません。スープなどに活用を。

歯触りは冷凍すると変わります
歯触りは冷凍すると変わります

一玉で安く買ってきた、キャベツの保存方法

一玉で安く買ってきても、最後まで使いきれないこともある、キャベツ

買ってきたら、まずひっくり返して芯をくりぬくか、包丁でバッテンに切ります。その部分に濡れたキッチンペーパーをつめ、新聞紙で二重にくるんだ上にビニールに入れて野菜室保存。驚くほど長持ちします。

今度こそ一玉使いきる!
今度こそ一玉使いきる!

薬味の定番 ネギの保存方法

2つか3つに切り、新聞紙にくるんで野菜室へ。

さらに長く保存する場合は、チャック袋に入れて冷凍します。
あるいは小口切りにしたものをよく水を切って、密封容器か、ラップに板状に広げて冷凍。お味噌汁やラーメンにすぐ使えます。

切っても、乾燥をさければ大丈夫
切っても、乾燥をさければ大丈夫

風味を残して長持ち、大葉・しその保存方法

大葉、青じそは冷凍保存してしまうと、風味が落ちてしまいます。なので、できるだけ、冷蔵保存がおすすめ。

ジャムの空き瓶などのガラス瓶に、しその軸の部分に触れる程度に水を入れます。その中にしそを入れ、瓶のフタを閉めて冷蔵庫へ

時々水を替えましょう。葉に水が触れると黒くなるので、軸の先が触れる程度に水を入れるのがコツです。1週間以上長持ちします。

冷蔵保存で香りをキープ
冷蔵保存で香りをキープ

きのこはどれも、冷凍OK

きのこ類はどれも冷凍できます


使用するときは解凍せずそのまま使います。

しいたけは軸をつけたままだと使うときに切りにくいので、軸は取ります。1枚1枚をラップでくるみ、チャック袋に入れて冷凍します。軸も食べられるので、短冊状に切って冷凍しておくと使いやすいです。

しめじ、まいたけなども小分けしてラップに包み、チャック付きの袋に入れて冷凍しましょう。

きのこは冷凍OK
きのこは冷凍OK

野菜を干して保存する

干すことで、日持ちするうえに、味も栄養価も高まります
干すことで、日持ちするうえに、味も栄養価も高まります

最近話題の干し野菜

長持ちするだけでなく、味が凝縮されておいしくなるので、ぜひ試してみましょう。

干し野菜の風味を楽しむには、半日程度ひなたに干すだけ。冷蔵庫保存で5日程度を目安に食べきりましょう

乾燥はザルか網かごを使用。大根、人参、にんにく、白菜、ネギ、なす、トマトなどはもちろん、きのこ類もおいしく食べ

お米や野菜をおいしく保存をサポートするアイテム

お米やお野菜を上手に保存するには、温度の管理、湿度の管理が必要です。
上手にやれればおいしさ長持ち。
でも、なかなか大変そう。そんなあなたをサポートする便利なアイテムをご紹介します。

米びつにもこだわって

お米を買ってきたら、米びつにうつしましょう。

米びつといってもいろいろあります。
スペースにあわせたスリムタイプや、オシャレなデザイン。温度管理もしてくれる、保冷タイプや、中には玄米を入れておき、都度精米してくれるタイプも。

常温保存を、すっきり、風通しよく

根菜の常温保存には、ストッカーをつかって、風通しよく日を当てないように管理しましょう。

ちょっとの一手間で食材長持ち!おいしく食べきろう

保存のためにはいつもより一手間が必要ですが、それだけで食材を腐らせるなどダメにすることなくおいしく食べきれます。
かしこく保存して食費も節約、食生活も充実させましょう。

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